社会そのほか速
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【シドニー時事】オーストラリア・シドニー近郊のマンリーで7日、在豪の日本人有志らが企画した東日本大震災からの復興支援イベントが開かれた。海岸に近い歩行者天国の通りで、和太鼓やソーラン節の踊りを披露。震災復興の現状を紹介し、市民に理解や支援を呼び掛けた。
今回のイベントを企画した平野由紀子さんは「南半球からも被災地を応援しているとのメッセージを送りたかった」と語った。イベントには、英語教師として日本滞在中に岩手県大船渡市で被災した豪州人アリス・バイロンさんも協力。「被災地のことを忘れていません」との気持ちを伝えようと、参加を決めたという。
白河だるまや大堀相馬焼など、東北地方の工芸品の展示販売も行われた。集まった寄付金や収益金は、福島県で被災した児童を招待し、シドニーでホームステイしてもらうボランティア事業に充てる。
招待事業は、東京電力福島第1原発事故で外遊びを控えるようになった児童らに自然や異文化と触れ合う機会を提供しようと、2011年にスタート。毎年1回実施しており、今年8月で5回目を迎える。