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中南米の”問題児”ベネズエラをどうすべきか

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中南米の”問題児”ベネズエラをどうすべきか

 中南米の”問題児”ベネズエラをどうすべきか

 中南米の”問題児”ベネズエラをどうすべきかベネズエラのマドゥロ大統領は、米国による強硬な措置に激しく反応した(ロイター/アフロ)

 この15年間、ベネズエラは危機から抜け出せなかった。無駄の多い財政支出、汚職の蔓延、独裁体制の進行、容赦のない人権侵害がその特徴で、今では経済の崩壊が加わった。だが報道されるのは、折々にウゴ・チャベス元大統領(故人)が過激な発言をするニュースくらいだった。が、状況は変わった。

 米国のオバマ大統領はこの3月、公式にベネズエラを「米国の国家安全保障および外交政策を脅かす重大な脅威」に分類し、7人の政府当局者を制裁リストに載せる大統領令を出した。その結果、2国間で緊張が高まった。

 
 ■オバマ氏はなぜ強硬手段に出たのか
 

 これを決めたオバマ氏の動機ははっきりしない。1つの解釈としてこの根底には、ベネズエラの窮状に対し周辺国が消極的な姿勢を取り続けていることがある。チャベス元大統領およびその後継者である現職のマドゥロ大統領は政敵を投獄、国民の抗議行動を抑圧し、メディアを検閲するなど権力濫用を繰り返しているが、ブラジル、メキシコ、チリ、コロンビアは、ほとんど沈黙を守っている。

 オバマ氏はこれらの国々に対し、どちら側につくのか、態度をはっきりするよう迫っているのかもしれない。つまり明確にベネズエラを支持するのか、米国を支持してベネズエラ指導者の政策に反対するのか、の選択だ。

 さらに重要なことだが、キューバの指導部が米国との外交関係改善に非常に高い関心を示している状況を考えると、オバマ氏はベネズエラとキューバの間にくさびを打ち込もうとしている可能性も考えられる。現状でキューバは、ベネズエラからの支援を断たれると立ち行かなくなって

続きは東洋経済オンラインにて

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