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史上最強の「手抜き工事マンション」、素手でも壁が壊せるレベル、ペンもずぶり―湖北省武漢市

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史上最強の「手抜き工事マンション」、素手でも壁が壊せるレベル、ペンもずぶり―湖北省武漢市

 史上最強の「手抜き工事マンション」、素手でも壁が壊せるレベル、ペンもずぶり―湖北省武漢市

 2015年3月12日、湖北省武漢市に建設されたマンションが「ひどい手抜き工事がされている」と問題となっており、購入者からの告発が相次いでいる。多くの部屋で壁がもろく、素手でも壊せる状態となっている。荊楚網が伝えた。
 
 【その他の写真】
 
 問題となっている建物は2013年に建設が始められ、第1期工程で13棟が完成。記者が現地を取材したところ、壁にむらがあり、こすると壁面から粉が落ちてきた。少し力を入れて手でたたくと、穴が開き、補強のための内部繊維が露出。また、試しに所持していた鍵やボールペンを壁に当てると、非力な女性でも5センチほどの深さまで刺さった。
 
 専門家によると、問題が発生しているのは外壁部分の断熱層で、本来ならば鍵などが刺さることはあり得ないが、表面のモルタルが十分かき回されていなかったか、配合が間違っていた可能性があるという。しかし、断熱層は外気を断熱するためのものであり、脱落しなければ特に問題はないと話している。開発業者の責任者も、「当社の建築品質は政府機関の関連基準をクリアしており、『大きな問題』はない」と主張した。
 
 市政府の関係部門は、「建物の検収後、品質に疑問や問題を感じたら、市の建築工程質量監督サイトに訴え出ることができる」としているが、記者が実際に電話をしてみたところ、電話に出た人物は「個人的な経験からの判断だが」としつつ、「大きな問題はないはずだ」と応じた。しかし、「断熱モルタルには一定の耐圧性があり、通常は鍵が突き刺さることなどあり得ない」とも話し、表面のしっくいが本来の基準を満たしていない可能性はあると指摘した。
 
 ネット上では、余りにずさんな工事と対応に、「何が『大きな問題はないはず』だ。問題ないって言うなら、自分が住んでみろよ」「中国は食品も住宅も問題だらけだ」「これだって検査に合格した立派な建物」「通報したって意味がない…」「これこそおから工事の傑作!何も言えねー!」などの声が出ている。(翻訳・編集/岡田)

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