社会そのほか速
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広島市の病院に勤務していた理学療法士の女性が、妊娠後に降格されたのは男女雇用機会均等法に反し違法として、病院側に損害賠償などを求めた訴訟の差し戻し控訴審第1回口頭弁論が13日、広島高裁(野々上友之裁判長)で開かれ、病院側は「降格は業務上の必要性があった」などと述べ、あらためて争う姿勢を示した。
最高裁が昨年10月、「妊娠による降格は原則禁止で、女性が自由意思で承諾しているか、業務上の必要性など特段の事情がなければ違法で無効」と判断。女性敗訴とした二審判決は「審理が不十分だ」として、差し戻していた。