社会そのほか速
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建造から沈没まで秘密のベールに包まれてきた巨大戦艦。映像は本当に「武蔵」なのでしょうか。映像が撮影されたのは、フィリピン中部・シブヤン海。深さ1000メートルの海底とされています。
全長263メートルの巨大な船体。戦艦「武蔵」は不沈艦と呼ばれた大和型戦艦の二番艦です。1944年にフィリピン沖でアメリカ軍の攻撃により、沈没したとされており、船体の行方はこれまで不明となっていました。
「武蔵は15トンの錨が2基あり、こちらは右舷に残る錨」
今回、公開された映像は1分足らず。茶色い船体の一部から、水草などが生えているのがわかります。映像に先立ち、3日、アメリカ・マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏がツイッターで画像を公開。
かつて「武蔵」の乗組員だった原口さんは・・・
「見つかったこと自体が驚き。場所が1000メートルの深さ。よくそんな所で見つかったなと、少し不思議」(「武蔵」の元乗組員 原口静彦さん)
「機関部周辺と思われるバルブハンドル、日本語の表記が見られる」
拡大して見てみると、バルブハンドルには、下に「主」、「弁」などの漢字。上には「開く」という漢字が刻印されているように見えます。
「船首部分には、チーク材で作られた菊の紋がついていたとみられる跡がある」
原口さんは、断定はできないが、「武蔵」の可能性が高いと話します。
「軍艦ですから、戦艦か、巡洋艦、航空母艦しかない。『武蔵』に間違いないでしょう」(「武蔵」の元乗組員 原口静彦さん)
ただ、「武蔵」の象徴であった口径46センチの主砲は、マウント部分とされる穴が撮影されているだけで、そのものは確認されていません。
8年以上前から「武蔵」の探索を続けてきたというアレン氏。「日本の伝統に従って、敬意をもって対応するべく、日本政府と協力していきます」とコメントしています。
戦後、70年という節目の、歴史的な大発見となるのでしょうか。詳しい調査結果が待たれます。(04日23:20)