社会そのほか速
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(台北 19日 中央社)中国大陸との「サービス貿易取り決め」に反対する学生グループらが台北市の立法院(国会)を占拠した“太陽花(ひまわり)学生運動”から1年を迎えた18日夜、同院周辺で取り決めに対する監督条例の制定や政治改革などを訴えるイベントが行われた。
民間団体の呼びかけで開催されたこのイベントには、当時の学生リーダーの1人、陳為廷氏も参加。批判の矛先はサービス貿易取り決めを推進する馬英九政権だけでなく、中国大陸の習近平氏との会談に向けた動きが噂されている与党・国民党の朱立倫主席(党首)などにも向けられた。
現場には午後10時までに約1200人(警察発表)が集まり、警察は約800人を動員して警備に当たった。イベントの最後には参加者ら全員で太陽花学生運動の応援ソング「島嶼天光」(この島の夜明け)を合唱し、シュプレヒコールをあげた。
(劉建邦/編集:杉野浩司)