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2015年4月27日、米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、韓国・平昌(ピョンチャン)の国際会議に出席するため飛行機に乗ったケニヤ人の男性が、間違って北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)に到着する事件があったことが分かった。
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ウォール・ストリート・ジャーナルのが23日に報じたところによると、ケニヤのマサイ族、ダニエル・オロマエ・オレ・サピトさんは昨年9月、韓国・平昌で開催された国連の国際会議に出席するため、飛行機に乗ったが、到着したのは北朝鮮の首都・平壌だったという。北朝鮮の入国ビザを持っていないサピトさんは取調室で数時間足止めされ、法律に違反したとして罰金500ドル(約6万円)を支払い、北京行きの航空券を自己負担で購入させられ、北京経由で平昌に渡った。2000年まで平昌の英語表記は「Pyongchang」だったが、平壌の「Pyongyang」と混同されやすいことから、平昌五輪組織委員会は既に平昌の英語表記を「Pyeongchang」に変更しているという。サピトさんは、平昌五輪に行く人は、保険会社の契約を確認するくらいの注意深さで地名を確認した方がいいとアドバイスしている。
この報道に、欧米のネットユーザーからは、「北朝鮮が彼をスパイ容疑で拘束して身代金を要求しなかったから良かったね」「旅行代理店に責任があるだろう。この男性が国際会議に出席するということを知っていたはずなんだから」「何度か平壌に行ったことがあるが、中国・北京で航空券と北朝鮮への入国ビザを確認されるはずなのに、なぜ彼がビザを持たずに平壌に入れたのか不思議だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)