社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
【モスクワ真野森作】ロシアがウクライナ南部のクリミア半島を一方的に編入してから1年となった18日、首都モスクワをはじめロシア全国約140カ所で1周年を祝う記念行事が開かれた。プーチン政権には、編入を「歴史的な快挙」と位置づけて愛国ムードを再び盛り上げ、原油安や欧米の経済制裁による経済不安を覆い隠す狙いがありそうだ。
インタファクス通信によると、露内務省は行事参加者数を計36万人と推計する。モスクワ中心部のクレムリン(大統領府)近くでは1年前の編入当時も用いられたスローガン「我々は共に」と銘打ったコンサートも開催。全ロシア世論調査センターが今月上旬実施した世論調査では、プーチン氏の支持率は88%と高い。「大統領のこの1年間で最も重要な功績は何か?」との問いに「クリミア編入と対ウクライナ政策」を挙げた人は14%で、「国家の安定」(15%)に次いで多かった。