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【ニューデリー金子淳】インド南部ムンバイで2008年11月、ホテルなどが襲撃され日本人を含む160人以上が殺害された同時テロ事件で、パキスタンの司法当局は10日、事件を計画したとされる武装組織の司令官を保釈した。地元メディアなどが伝えた。インド側は司法処理を求めて激しく反発しており、印パ関係がさらに悪化する可能性がある。
◇インドは反発
保釈されたのは、09年に拘束されたイスラム過激派組織「ラシュカレ・タイバ」のザキウル・ラフマン・ラクビ司令官。弁護士は証拠が不十分だったとの理由を示している。
昨年12月に保釈許可が出ていたが、北西部ペシャワルで起きた武装組織による学校襲撃事件の直後だったため反発を呼び、拘束が続いていた。パキスタン外務省は、インドの捜査協力が遅れ真相究明に影響を与えたとする声明を発表した。
ラシュカレ・タイバは主にカシミール地方などでインドを標的にテロ攻撃を行っている。