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中国国営新華社通信(電子版)は20日、チュニジアで起きた観光客襲撃事件で、イスラム過激派組織「イスラム国」が19日、ネット上に犯行声明を出したと報じた。
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首都チュニスの博物館が18日、武装集団に襲撃され、当局が19日に発表した最新統計によると、チュニジア人3人、外国人観光客20人の計23人が死亡した。チュニジア大統領府によると、同国安全部隊が19日、事件にかかわったとみられる9人を逮捕した。うち4人は事件と直接のかかわりがあるとみられている。
チュニジアでは2月に、テロを計画したとして、イスラム過激派32人が逮捕されている。シリアから帰国したばかりのメンバーらが、チュニジア本土で激しいテロ攻撃を展開しようとしていたという。チュニジア内務省報道官は当時、「テロ防止部隊が首都チュニスの内務省や民間施設などを標的としたテロ計画を未然に防いだ」と表明している。
同報道官は、「チュニジア政府軍がアルジェリアとの国境にあたるシャアンビ(Chaambi)地区でアルジェリア人とチュニジア人戦闘員を複数射殺した」とも明かしている。シリアでの戦闘に参加したチュニジア人は3000人に上り、うち数百人はすでに帰国しているとみられている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月19日、韓国メディア・ニューシスによると、韓国海軍の中将がゴルフ場でキャディーにセクハラ行為をしたとして、調査を受けていることが分かった。環球網が伝えた。
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この中将は昨年、軍のゴルフ場でプレーをした際、キャディーに歌や踊りを要求。キャディーから相談を受けたゴルフ場の責任者が軍に通報した。海軍は中将に対する調査を進めており、本人は一部事実を認めているという。
海軍の広報担当者はこの問題について、「通報は1月末のことで、本人は歌や踊りを要求したことを否認した」としている。通報から数カ月後に問題が明らかになったことに関しては「部隊の責任者がセクハラ行為に当たるかどうか判断に迷っていたため」と述べ、海軍がかばおうとしたわけではないと説明した。
韓国国防部の報道官は「この事件はセクハラに近い」と指摘。18日夜に報告を受けた国防長官は事件を徹底的に調査し、関係者を厳しく処分するよう指示を出している。(翻訳・編集/野谷)
ジュード・ロウ(42)に第五子が誕生したことがわかった。
元恋人のキャサリン・ハーディングが女児を出産し、ジュードは5人の子供のパパとなったことをとても喜んでいるようだ。
ジュードの代理人はメールオンラインに対し
「キャサリン・ハーディングがジュード・ロウの赤ちゃんを出産しました。2人ともこのことをとても喜んでおり、皆様には引き続きプライバシーを尊重していただきますようお願い申し上げます」
とコメントしている。
昨年10月、ジュードが5人目の父親となることを広報担当が発表した時点で、すでにキャサリンとは破局していた。
元妻サディ・フロストとの間に3人の子供を持ち、元恋人のサマンサ・バークとの間にも1人の子供を持つジュードは、あるインタビューでこうコメントしている。
「今回5人目となる子供が生まれてくることはとても嬉しい。僕は57の映画に出てきたんだけど、振り返ってみるといまだにこの業界で働いて、同じポジションを確保できていることが信じられないんだよ。でも僕はとても幸せな男さ。4人の子供に加えて、さらにもう1人生まれようとしているしね。18歳になる子供は同じ業界にいるし、ピアノとギターの才能を持った24歳の子供は学校で音楽を学んでいるよ。彼らは僕の基盤だよ」
(TEXT/Gow!Magazine)
【チュニス=本間圭一】北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで18日に起きた武装集団による博物館襲撃事件では、多数の観光客が巻き込まれ、日本人3人を含む19人が犠牲となった。
犯人像は不明だが、外国人を狙った可能性もある。日本人にも人気の観光地は、恐怖に包まれた。
目撃者らの証言によると、観光客らを襲った武装集団は、事件現場となったバルドー博物館前のカフェに待機。観光客が乗ったバスが博物館の敷地内に入ったのを見て、バスを追いかけたという。地元メディアなどによると、武装集団はバスから観光客が降り始めたところを銃撃し、博物館内にも押し入った。
バスの運転手はロイター通信に対し、「観光客への銃撃は、突然始まった。血と、死亡した人たちだらけになった」と語った。AP通信によると、博物館内にいたスペイン人男性は、「武装集団は動くものをすべて撃っていた」と話した。館内には一時、100人以上が閉じこめられたとみられる。
負傷した日本人観光客らは、複数の病院に搬送された。このうち、ラプタ病院の責任者は18日夜、本紙の取材に対し、ナルサワ・ヨウジと名乗る日本人男性と話したことを明らかにした。男性は妻を銃撃で亡くしたと説明したという。
責任者は「日本人男性は『ショックで言葉が出ない。できるだけ早く日本に帰りたい』と話した」と語った。この男性は、観光名所に停泊する地中海クルーズに妻と参加し、18日までにチュニスに到着。観光を始めたところだったという。事件発生時、男性と妻は博物館の中にいた。妻は銃で撃たれ、その場で間もなく死亡した。男性にけがはなかったが、念のため病院に搬送された。男性は、現場の様子を撮影した映像を責任者に見せたという。
この病院は、別の日本人男性も収容した。足と腹を撃たれて重傷で、手当てを受けているという。
【カイロ=久保健一】チュニジアの首都チュニスで18日、博物館が襲撃され、多数の外国人が殺害された事件は、民主化運動「アラブの春」を端緒とした社会の混乱が、中東全体を覆う深刻なものであることを改めて示した。
民主化を進めるチュニジアでは、イスラム過激派の影響拡大に一段と警戒が強まっている。
チュニジアでは2011年1月、民主化デモによりベンアリ独裁政権が崩壊。「アラブの春」の先駆けとなった。その後、中東諸国で民主化デモが波及し、独裁政権が相次いで倒れた中で、チュニジアは政変後に民主化のプロセスを着実に進め、世俗派勢力とイスラム主義勢力の融和に成功した唯一の事例とみなされていた。
だが、中東民主化の「優等生」とされるチュニジアでも今回、凶悪な襲撃事件が発生。イラク、シリア両国での「イスラム国」の台頭に象徴されるイスラム過激派勢力の影響が、チュニジアでも確実に浸透しているという厳しい現実を示したといえる。
チュニジアのセブシ大統領は18日の事件発生後、国営テレビに対し、「イスラム過激派は少数派であり、恐れるに足りない」と強調した。同国の世俗派勢力の中心人物で、徹底したテロ掃討を掲げるセブシ氏が改めて決意を示したものだが、実情を見れば楽観できる状況にはない。
チュニジアでは、政変後の治安や政治の不安定化で、外国からの投資や観光客の流入が低迷。失業者も増えて国の将来への展望を見いだせない中で、多くの若者たちがイスラム過激思想に引き込まれている現実がある。
米情報会社「ソウファン・グループ」の調べでは、チュニジアから過激派の戦闘員になるためにシリアに渡った人数は推定3000人に及び、国別では最も多いとされる。
今回の事件の舞台となった国立バルドー博物館は、古代ローマ時代の多彩なモザイク画の収集で知られ、古代カルタゴ遺跡と並ぶ「チュニジアの顔」だ。博物館の敷地内で銃を構える治安部隊や逃げまどう観光客の映像が、テレビで世界に放映されたことによるマイナスイメージは計り知れない。
今年2月の世俗派、イスラム主義の両勢力による本格政権発足により、政変後の民主化プロセスを終えたチュニジアだったが、事件は今後の国の前途に大きな不安を投げかけた。