社会そのほか速
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【バンコク時事】タイ軍事政権のプラユット暫定首相は13日、「人は違うものであり、シャツを作るときには万人向けのシャツは作れないということを理解するよう、米国に伝えてほしい」と述べ、軍政に厳しい姿勢を示す米政府を批判した。
バンコクで開かれたフォーラムでの基調講演で語った。プラユット氏は「各国はそれぞれ異なる問題に直面しており、全世界のためにワンサイズのシャツを作ることはできない」とも強調した。
「韓国、神秘に満ちたキムチの国」と題したコラム記事が、11日付の中国メディア・多彩貴州網に掲載された。
1月31日、仁川行きの大韓航空機に乗った中国人夫婦。70~80年に「アジア四小龍」と呼ばれ、急成長を遂げた国を見てみたいと思い、韓国行きを決めた。朝鮮戦争の終結から60年、都市の清潔さ、社会の調和、国民のマナー、飲食文化への重視の度合いなど、どれをとっても中国人は遠く及ばないと思った。
ツアーに参加した夫婦は、仁川空港に到着後、済州島に向かう便に乗り換えることになっていた。この間、3時間ほどの空き時間があり、ガイドにキムチ工場を案内された。キムチの作り方を教わり、キムチを味わい、韓国の民族衣装を着るという内容。最も興味深かったのは、「キムチのしょっぱさは塩のせいではなく、甘さも砂糖のせいではない」という点。健康を重視する韓国人の習慣は素晴らしく、中国人は足元にも及ばないと称賛した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
【ローマ福島良典】キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ法王庁)の「首相」にあたるパロリン国務長官は11日、バチカンが国交を持っていない中国と接触していると明らかにした。イタリア・メディアが伝えた。フランシスコ・ローマ法王は一昨年3月の就任以来、中国に対して、関係改善のための対話に応じるよう呼びかけている。
パロリン長官は11日、ローマ市内でバチカン外交について講演した際、報道陣に対し「バチカンと中国の間には、対話しようという意思がある。接触が今後、より具体的な対話につながるように期待している」と述べた。
中国は1951年にバチカンと断交。中国のカトリック教会は政府公認の「中国天主教愛国会」と、法王に忠誠を誓う非公認の地下教会に分かれ、バチカンと中国は聖職者の司教を任命する権限を巡り対立している。ドイツ出身の前法王、ベネディクト16世時代に問題解決を目指して接触したが、大きな進展はなかった。
だが、欧州出身ではなく、南米アルゼンチン生まれのフランシスコ法王の就任以来、雪解けの兆しが出ている。法王は昨年8月の韓国訪問時、中国に「兄弟としての対話」を呼びかけ、訪中を望む意向を表明。翌9月には、習近平国家主席に親書を送り、バチカンに招待したと報じられた。
【ソウル大貫智子】韓国警察当局は13日、リッパート駐韓米大使襲撃事件に関する中間捜査結果を発表した。逮捕された金基宗(キム・ギジョン)容疑者(54)が「普段から反米感情を持っており、米国を代表する象徴的な人物として大使を対象にした」と供述していることなどから、計画的との見方を示した。
調べによると、金容疑者は2月17日、大使が出席する講演会の招待状を受け取った直後、襲撃準備を始めた。米韓合同軍事演習が今月2日に予定通り始まったことに憤りを感じ、襲撃を決意したという。事前に大使のブログを見たり、襲撃の前日にインターネット上で刑法について調べたりしていたという。金容疑者は、殺意については否認しているが、「危害を加える目的でナイフを持ち込んだ」と供述している。
警察当局は13日、殺人未遂容疑などで金容疑者を送検。自宅兼事務所から北朝鮮の体制を称賛する本などを押収しており、国家保安法違反容疑でも引き続き捜査している。
韓国・聯合ニュースは13日、北朝鮮が12日に朝鮮半島東部の海域に向け、地対空ミサイル7発を発射したと報じた。「地対空ミサイルの発射訓練を実施し、金正恩第1書記が視察した」とも報じている。中国新聞網が13日伝えた。
韓国は今月2日から米国との合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」を実施しており、キー・リゾルブは13日に終了となる。北朝鮮は演習初日の2日にも短距離弾道ミサイルとみられる2発を朝鮮半島東部の海域に向けて発射。射程は約490キロメートルだった。
(編集翻訳 恩田有紀)