社会そのほか速
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2015年3月10日、台湾紙・聯合報によると、過激派組織「イスラム国(IS)」で優遇を受ける外国人戦闘員に対する地元戦闘員の不満が増大しており、不利な戦局に加え、内部からも弱体化が始まっている。環球時報(電子版)が伝えた。
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現地での戦闘員募集が日に日に難しくなっているだけでなく、戦場でも後退を続けており、いわゆる「無敵神話」が色あせ始めている。外国人戦闘員の待遇や安全な環境に対する現地戦闘員の不満が高まっており、カーネギー中東センターのアナリスト、リナ・ハティーブ氏は「ISにとって、最大の脅威は内部から発生する可能性が高い」と指摘する。
外国人戦闘員は通常、多くの市民が生活しているため有志連合が空爆を避ける都市部に住んでいるが、シリア戦闘員は空爆を受けやすい郊外の前線で待機命令を受けている。
イラクのラマディで1月、ISから離脱しようとした外国人グループと現地戦闘員の間で衝突が発生。一部の外国人戦闘員はISに失望し、現地人の助けを得てトルコへと逃げた。2月にはシリアのラッカで、ISからの逃亡に失敗にしたとみられるアジア人らしき男性の遺体約40体が発見された。
ISは守勢に回っており、多くの戦闘地域で領土を奪回されている。米紙ワシントン・ポストによると、外国人戦闘員約2万人が死亡したと推計されており、米中央軍のオースティン司令官は3日、下院軍事委員会で「昨年8月の空爆開始以降、8500人以上のイスラム国戦闘員を殺害した」と証言した。
ISは現地のシリア人にとって唯一の就業先であったため、数カ月前にはシリア人が殺到していたものの、現在は希望者がほとんどいなくなったという。(翻訳・編集/秋田)
タイ・バンコクのドンムアン空港内の女子トイレで、上半身裸になって公然と着替えをしていた中国人とみられる女性の写真が拡散し、中国人観光客への反発が広まるなか、「タイ旅行中の注意事項」をまとめた中国語の動画を当局が公開する方針を固めた。10日付で香港メディア・東網が伝えた。
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中国人観光客の傍若無人ぶりに怒りを抑えきれないタイの民衆。当局はこうした怒りを鎮めるため、タイ旅行中の注意事項を2分間にまとめた中国語の動画を制作し、早ければ今週中にもウェブサイトやブログで公開する方針を固めた。「公共の場所では身なりを整えて下さい」といった内容も含まれているという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
[ベルリン 11日 ロイター] – メルケル独首相は、ウクライナ問題を受けて、5月9日にモスクワで開催される第二次世界大戦終戦70周年の記念式典への出席を見送る意向だ。政府当局者が11日、明らかにした。
その当局者は「ウクライナの状況を踏まえると、メルケル首相が赤の広場で軍事パレードに参列することは不可能」と述べた。
ただ翌日に、モスクワにある無名戦士の記念碑に献花する見通しという。
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中国外交部の洪磊報道官は10日の定例記者会見で、中国とミャンマーの国境付近で、政府軍と民族民主同盟軍(MNDAA)の戦闘が起きた8日、流れ弾が中国側に着弾し、民家が全壊したと発表した。幸い負傷者は出なかったという。11日付で環球時報が伝えた。
流れ弾が着弾したのは、雲南省臨滄市耿馬件孟定鎮の山頭寨村。地元の村民によると、ミャンマー政府軍機が同盟軍と戦闘している様子を他の村民と共に屋外に出て見物していたところ、飛行機がどんどん近づいてきて、空中から何かが落ちてきた。ボンッという音と共に噴煙が上がり、村民たちは慌てて逃げ出したという。
全壊した民家は最近完成したばかりの新築で、「けが人は出なかったが、精神的なショックは大変なものだと思う。建てたばかりなのに、誰に賠償を求めていいのか。ミャンマー側が弁償すべきだ」と地元村民は話している。
現場で観察任務にあたっていた関係筋は、今回の中国側への着弾について、「ミャンマー空軍パイロットのミスではないか。現場の旋回空域が狭すぎたこともあると思う」と指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
台湾紙・中国時報は10日、桜が満開になるこの時期は就職を控えた日本の若者にとって、不安な季節であると報じた。中国新聞網が伝えた。
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16年春に卒業する大学3年生。就職情報サービス会社が今月1日に渋谷で開催した合同説明会には、定員1000人のところに約2500人が詰めかけ、入場規制がかけられるほどだった。就職活動の解禁時期が繰り下げられたことを受け、どの学生にも焦りがみられる。
日本経済は20年もの低迷を経てようやく復活の兆しが見えてきた。だが、就職を控えた若者の不安と期待はいつの時代も変わらない。咲き誇る桜の花びらのように、誰もが輝かしい未来を望んでいる。日本では桜の美しさとはかなさが、よく人生に例えられるようだ。
(編集翻訳 小豆沢紀子)