社会そのほか速
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容疑者の男は、警察の調べに対して、南北和解を遮る米韓軍事訓練について、アメリカ大使に抗議するため事件を起こしたと供述しているということです。
事件が起きたのは政府の式典なども開かれる韓国を代表する文化施設で、大使が襲われた1階のホールは昼すぎに閉鎖されました。その向かい側にあるのはアメリカ大使館です。周辺には韓国の外務省や大統領府もあるまさに政治と外交の中心地、普段から警備の厳しい場所です。
ただ、この講演そのものは民間の主催で、当日受付で名前を記入すれば誰でも参加できるものでした。
けがをしたアメリカ大使は自身のツイッターを更新し、「元気です」と伝えました。
いずれにしても、今回の事件で韓国当局の警備体制が問われるのは避けられず、韓国国内からは、米韓同盟に対する否定的な見方が広がることへの懸念の声があがっています。(05日17:58)
中国の第12期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第3回会議の記者会見が4日午前に行われ、傳瑩外務次官(全人代報道官)が「15年の国防予算は約10%増」と述べたことを受け、羅援少将が香港フェニックステレビのインタビューに応え、「理にかなっている」との考えを示した。4日付で鳳凰軍事が伝えた。
羅少将によると、中国が両会(全人代と全国政協会議)を開催する時期になると毎年決まって、欧米メディアが「中国の軍事費問題」を大げさに取り上げるが、国防予算の増加幅は昨年の12.2%に対し、今年は10%前後まで減少している。それでも「中国軍事脅威論」というレッテルを貼ろうとすることは「完全な差別」であり「ダブルスタンダード」であると批判した。
その上で、中国には5つの「唯一」が存在すると指摘。▽世界で唯一の人口大国▽国連常任理事国の中で唯一、完全な国家統一が達成できていない▽国連常任理事国の中で唯一、30数年来戦争をしていない▽核保有国の中で唯一、「先制不使用」を約束している▽国連常任理事国の中で唯一、同盟を結んでいない―を挙げ、「中国の国防費増は理にかなっている。他国には、つべこべ言う資格がない」と主張した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月3日、韓国・ニューシースによると、韓国国務調整室は同日、国務会議で42中央行政機関に関して行った「2014年度政府業務評価」の結果を発表した。4日付で環球時報(電子版)が伝えた。
【その他の写真】
外交部、国防部、海洋水産部の業績はいずれも「不合格」。外交部はこの評価について、外交業務が高く評価されていると応じた。外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は、「至らない点については、全面的に見直し対策を講じ、今後は外交部の業務水準を全力で高める。慢心せず、これまで以上に努力していく」と話した。
「2014年度評価」は韓国外交部について、規制改革に関して努力しておらず、大使館や領事館が海外を訪問した議員をさまざまに支援する悪習が解消できていないとし、「不合格」と評価している。(翻訳・編集/岡田)
5日付の韓国聯合ニュースは、リッパート駐韓米大使が韓国人の男にナイフで切り付けられて負傷した事件で、韓国政府は同日、外交部報道官名義の声明を発表し、「深い遺憾の意」を表した。環球網が伝えた。
声明は「深い遺憾の意」を示し、「外交使節に対する襲撃に対して弁解の余地はないが、襲撃対象が韓国の最も重要な盟友である米国の駐韓大使だった点に強い憂慮を覚える」とし、「韓国はこの事件に対して綿密な調査を行い、駐韓外交使節の身の安全や公館など施設の警護を強化する。リッパート大使の1日も早い回復をお祈りするとともに、ご家族にも深くお詫びする」とした。
事件について、米国務省は現地時間の4日、「米国はこのような暴力行為に強く反対する」との評論を発表した。リッパート大使は現地の病院で治療を受けており、命に別条はないという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、リッパート駐韓米大使が切り付けられ重傷を負った事件について、「戦争狂米国に加えられた当然の懲罰」と伝えた。
同通信は事件に関し、キム・ギジョン容疑者が「『南北は統一されなければならない。戦争に反対だ』と叫びながら、正義のやいばの洗礼を浴びせた」と表現。「反米機運が高まっている中で起こったこの事件は、南朝鮮(韓国)で合同軍事演習を行い、朝鮮半島の戦争危機を高めている米国を糾弾する南側の民心の反映であり、抗議の表明だ」と指摘した。
韓国の警察によると、容疑者は襲撃の動機について「米韓合同軍事演習に抗議するため」などと供述。過去に何度も北朝鮮を訪れている。