社会そのほか速
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【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は5日、西アフリカで感染が続くエボラ出血熱のワクチン「VSV―EBOV」の効果を確認する臨床試験を7日からギニアで始めると発表した。
同ワクチンはカナダ政府系研究機関が開発した。WHOのチャン事務局長は「ワクチンが効くことが分かれば、史上初のエボラ熱予防手段となる」と期待を示した。WHO高官は「エボラ熱の流行には沈静化の兆しがあるが、警戒を緩めてはならない」と指摘した。
【ソウル時事】韓国・ソウルで起きたリッパート駐韓米大使襲撃事件。キム・ギジョン容疑者(54)は大使に簡単に近づき、刃物で顔を切り付けた。容疑者は日本大使に投石し、有罪判決を受けたことがある「要注意人物」だったが、チェック機能は働かなかった。
キム容疑者が代表を務める団体が、大使の講演会を主催した「民族和解協力汎(はん)国民協議会」の会員だったため、同容疑者にも案内が来ていた。同容疑者は事前登録せずに来場したが、講演会は事前登録がなくても、会員以外でも受付で手続きすれば参加できた。
警察によると、キム容疑者の顔を知っていた職員が手書きの名札を作り、容疑者は会場に入った。全長25センチの刃物を持っていたが、持ち物検査はなかった。
2015年3月5日、韓国・中央日報によると、マーク・リッパート駐韓米大使がソウル市内で刃物を持った男に襲われ負傷した事件で、容疑者の弟がインタビューに答え、「兄は社会から認められず、過激な行動をとるようになった」と語った。環球時報(電子版)が伝えた。
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弟によると、容疑者の男は80年代から統一運動などに関わるようになり、2006年に「ウリマダン独島守護」という運動団体を立ち上げ、日本政府への批判や謝罪を求めてきた。弟は「兄は年長者として家族に大切に扱われてきたが、家族を顧みず好き勝手にやっていた」と語る一方で、「兄はもう若くはなく動きも敏捷ではないのに、大使の警備は何をやっていたのだろう」と、警備体制に疑問を投げかけた。(翻訳・編集/谷)
2015年3月4日、中国紙・参考消息(電子版)によると、中国外務省の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は3日の定例会見で、中国が制定を予定する「反テロ法」にオバマ米大統領が懸念を表明したことについて「完全に中国の内政問題だ。米国は正確、冷静、客観的に対処してほしい」と述べた。
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華報道官は「法案は国際的な反テロの動き、国内の反テロ対策の必要性に基づき、関連諸国の立法の経緯、基本的な方法を参考に作成している。立法は中国の内政問題であり、米国は正確、冷静、客観的に対処してほしい」と語った。
オバマ大統領はこのほどロイターの取材に対し、中国の「反テロ法」について「テロ情報を集めるため、IT(情報技術)企業の管理や統制を狙っている」と批判していた。(翻訳・編集/大宮)
2015年3月5日、日本メディアによると、サッカーの日本代表新監督として、前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の就任が4日、決定的となった。
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日本サッカー協会の大仁邦弥会長が、同氏と基本合意に達したとの見解を示した。
ハリルホジッチ氏は、選手として、旧ユーゴスラビア代表で1982年ワールドカップ(W杯)スペイン大会に出場。フランス1部リーグなどで監督を歴任し、昨年のW杯ブラジル大会ではアルジェリアを初の16強に導いた。
この話題について、中国のインターネット上には次の声が寄せられている。
「(スペインや中国の代表監督を務めた)カマーチョって言ってなかった?」
「(中国のクラブチーム、広州恒大からの退団を発表したイタリアの名将)リッピを日本に奪われなくてよかった」
「アジアカップを見れば日本代表の戦力低下は明らか。監督を代えただけで劇的に変わるものじゃない」
「誰?ハリーポッター?」
「ハスキー犬と空目しちゃった」
「ブラジル(ジーコ)、西欧(ザッケローニ)と変遷してきた日本の指揮官が今度は東欧出身者。東欧(ミルティノビッチ)から西欧(カマーチョ、ペラン)へと転換した中国とは正反対。興味深い対比だ。中国はアジアカップで一定の成果を上げたが、日本はどうかな?」(翻訳・編集/柳川)