社会そのほか速
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2015年3月29日、韓国・聯合ニュースは、大河ドラマは教養と楽しみを満たさなければならないため、徹底した時代考証が基本だが、韓国ドラマ「懲ヒ録」(※17世紀ごろに書かれた李氏朝鮮の史書と同名のKBSドラマ)の中に登場する日本の武将の話はどこまでが本当だろうかと疑問を呈した。
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ドラマ「懲ヒ録」で、豊臣秀吉は前歯が飛び出た姿で登場する。本物の豊臣秀吉の前歯は「出っ歯」だったのだろうか。1591年、使臣(※君主の代理、または国家の代表として外国に派遣される使者)として日本に行ってきた金誠一(キム・ソンイル)は豊臣秀吉の外見を「猿の顔にねずみの目」と描写した。また、壬辰倭乱(文禄の役)当時に活躍したポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは著書「日本史」のなかで、「小さな体格で、不細工」と書いた。豊臣秀吉の主君であった織田信長は豊臣秀吉を「猿」あるいは「はげねずみ」と呼ぶこともあった。すなわち、「懲ヒ録」の中の豊臣秀吉の「出っ歯」は、これらの記録を根拠にした想像力の結果である。
また、「懲ヒ録」で加藤清正は単純で無知な武将として描かれる。これは、加藤清正に関する記録を参考にしたものとみられるが、実際に加藤清正は壬辰倭乱当時、明と日本の和議交渉に反対し、戦争を続けるよう強硬な主張を広げた。また、韓国では「虎殺しの加藤」として知られている。加藤清正は朝鮮で虎狩りを楽しみ、その革を豊臣秀吉に献上した。これらが朝鮮の民に加藤清正の恐ろしいイメージを刻み込んだのだ。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「先祖の苦悩を描いているが、KBSの正統大河ドラマとしては不適切だ」
「このような大河ドラマは廃止すべきだ。韓国人の自尊心を傷つける」
「朝鮮時代の先祖と李明博(イ・ミョンバク)。共通点が多い。国を台無しにして民を捨てた」
「今のようなグローバル時代に日本人も韓国人も関係ないね」
「過去の出来事を現在に赤裸々に伝えている」
「はげねずみか~」
「猿の面にねずみの目だと、それは李明博だ」
「なるほど。われわれが考えている日本人のイメージは豊臣秀吉から来ているようだ」
「日本の時代劇では、豊臣秀吉も織田信長も完璧なイケメンだけキャスティングしているよな」
「韓国側より、日本側の登場人物の方が興味深い」
「日本が攻めてきたら、サッと日本について、中国が攻めてきたら中国につく。生き延びるため先祖代々受け継いてきた、この国の教え」(翻訳・編集/三田)
2015年3月28日、中国の掲示板サイトに、「中国の子供はなぜ62年前の日本の給食レベルのものが食べられないのか」と題するスレッドが立った。
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スレ主は、中国世界貿易機関研究会の王成安(ワン・チョンアン)副会長が、「中国は発展途上国への援助を行っているのに、自国にはまだ多くの子供がお腹を空かせて学校に行っていることを忘れている」と指摘したことを紹介。
その上で、「GDPでは日本を追い越したのに、62年前の日本の子供が食べていた給食を今の中国の子供たちは食べることができていない」と、過去の日本の給食の写真を例に挙げて紹介した。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「抗日戦で日本に勝ったのに給食では日本に負けた」
「子供たちはお腹を空かせながら、私たちは祖国を愛しています、と歌うんだよな」
「餓死する人がいないだけでもまだいい方だ。結局は体制の問題」
「生産力が高くなった今でも無料の給食がないのは、物質や富の分配に問題がある」
「わが国の給食無料は100年たっても実現しないだろう」
「うちの実家の方では、政府から子供1人当たり1日5元(約100円)の補助がある。でも学校や教育局が持って行ってしまい、子供は犬や豚ですら食べないようなものを食べさせられている」
「指導者たちが楽しむ美食はどこからお金がきているのかというのが問題だ」
「役人たちは自分たちの福利厚生に忙しくて、子供の給食まで手が回らないのだよ」(翻訳・編集/山中)
30日、スイスのローザンヌで、イラン核問題の外相級による全体会合に臨む(左から)欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表(外相)、イランのザリフ外相とサレヒ原子力庁長官(AFP=時事)
【ローザンヌ(スイス)時事】イラン核問題の外交解決を目指す主要6カ国とイランの協議は30日、スイス・ローザンヌで外相級による全体会合を開催し、「枠組み合意」の成立に向け妥協点を模索した。交渉期限を翌31日に控え、イランの核開発に加える制限の期間や制裁解除の段取りなどで折り合えるかどうかが焦点になっている。
ケリー米国務長官とイランのザリフ外相は26日から現地に滞在して交渉を継続。29日までに全ての当事国外相が合流した。ロシアのラブロフ外相はスイスを離れ、合意の可能性が見いだせれば、31日に交渉の場に戻る見通し。
各国外相は全体会合の後、それぞれ2国間会合などを展開した。中国国営新華社通信によると、核協議で合意が成立しても、正式な合意文書は作成されず「宣言」や「記者向け声明」といった形で発表される可能性が高いという。
イランの核開発制限をめぐっては、同国が保有するウラン濃縮用の遠心分離機約1万9000基のうち旧型の6000基の使用を認める案が浮上している。欧米側はさらに、イランが貯蔵している濃縮度約5%の低濃縮ウラン約7800キロを全てロシアに移送させる考えとみられる。
また、核協議の合意に基づく核開発制限の期間や、その後の欧米側の対応などについて結論は出ていないもようだ。
一方のイラン側は「濃縮ウランを国外移送しない」(アラグチ外務次官)と明確に否定。その上で、高度な遠心分離機の研究・開発に無制限に取り組む権利を要求している。国連安保理決議を含む全ての経済制裁の即時解除も強く主張している。
【北京・石原聖】中国空軍は30日、航空編隊が台湾・フィリピン間のバシー海峡を抜けて、西太平洋に向かい、その日のうちに帰還する遠海訓練を行った。空軍の申進科報道官によると、西太平洋で空軍が訓練するのは初めて。機動性のレベルアップが目的だが、訓練内容や正確な空域などは明かさず、「特定の国家や目標に向けたものではない」とした。
【北京時事】中国空軍の申進科報道官は30日、空軍機が同日に西太平洋上空で初めての「遠海訓練」を行ったことを明らかにした。台湾とフィリピンの間のバシー海峡から西太平洋上空に入り、同日中に帰還。報道官は「既定の訓練目的を達成し、首尾よく任務を完了した」と主張した。
報道官は「遠海訓練は大国の空軍が一般的に行っている」と述べ、年度計画に基づいた訓練であると強調。「国際法に合致している。特定の国家や目標を対象にはしておらず、いかなる国家や地域への脅威にもならない」と指摘した。
海洋進出を本格化させる中国はこれまで、西太平洋海域で海軍艦隊による訓練をたびたび実施している。今回の訓練では海洋支配をめぐり対立する日米やフィリピンなどを念頭に、空軍力の増強を誇示する狙いがあるとみられる。