社会そのほか速
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養父市を北近畿のスポーツダンスの拠点に育てる構想を掲げ、市が8日、初のダンスフェスティバルを同市広谷の市立ビバホールで開いた。県内外から参加した20チームの79人が、華麗な技で観客を魅了した。
若者の関心が高く、参加しやすいイベントとして全国で大会が開かれていることや、中学校で体育の科目にも採用されたことに着目。ダンス人口を増やして若者を集め、人口減少対策やまちおこしにつなげる。
市は、2014年度から民間ダンススタジオの協力を得て、子ども向け教室を開いて楽しみを教える一方、発表の場を設けてやる気を刺激。教室や催しへの支援を通じてダンスに力を入れていることをアピールし、市外のファンと交流を深める。15年度当初予算案にダンス普及推進事業費120万円を盛り込んだ。
この日は地元のほか、大阪、京都府や和歌山県などから中学生以下のキッズと、一般の各10チームが集まり、リズミカルな音楽に乗って熱演。ダンスの技術や観客に与える印象、構成力を競った。公民館の教室に参加しているメンバーも練習の成果を披露した。
キッズ部門に参加した伊丹市の冨心桜(とみこころ)さん(11)と松井七海さん(11)は「リズムに乗れていい感じで踊れた。ダンスで世界一を目指したい」と笑顔を見せていた。
小学3年の娘をダンス教室に通わせているという養父市八鹿町の田畑和歌子さん(36)は「子どもたちが新しい世界に目を向ける良い機会になる」と話していた。