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◇「チーム存続に努力」
県バスケットボール協会は10日、男子バスケットボール(NBL)、和歌山トライアンズの経営を担う一般社団法人「プロバスケットボール運営委員会」を設立したと発表した。トライアンズは現在4勝33敗。西地区6チーム中5位と低迷している。新法人の代表理事には、県協会の小村文宏会長と永広敏之理事の2人が就いた。新しいトップ2人が記者会見に臨み、「この間、全国からトライアンズを残してくれ、という強いメッセージを受け取った。とにかくチームの存続に努力したい」と語った。
トライアンズは前運営会社が経営難に陥り、1月7日に活動を停止した後、県協会が運営を引き継いだ。NBLは協会に対し、安定的な運営のため、新法人の設立を求めていた。
県協会は、県内企業や個人からの資金援助を受け、活動を継続してきた。小村氏らによると、これまでスポンサー収入や寄付ですでに約1500万円が集まっており、本拠地戦での入場料収入なども合わせれば、今季が終了する5月までに必要な活動費3000万円の確保にはめどが立っているという。
現在、国内のバスケットボール界は、国際バスケ連盟(FIBA)からの要請を受け、NBLともう一つの団体である「bjリーグ」を統合した新リーグ設立に向けた準備が進められている。
こうしたことを踏まえ、永広氏は「(再編後の)トップリーグに残ることにはこだわらず、たとえ下部のリーグであったとしてもトライアンズを存続させたい」と述べた。