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県北アルプス山岳遭難対策協議会の民間救助隊・北飛山岳救助隊などが8日、飛騨市神岡町の神岡警部交番にある「人工登はん壁」(高さ18メートル)で、ザイルを使った懸垂降下訓練などを行った。
同救助隊は現在、20~60歳代の隊員36人が所属しており、仕事を持ちながら、山岳遭難の救助要請があれば対応している。
訓練には、同救助隊員と県警山岳警備隊飛騨方面隊員の計17人が参加。初参加の救助隊員もおり、警備隊員や北アルプスでの経験が豊富な先輩救助隊員から「もっと右に寄って」「バランスを取って」などとアドバイスを受けながら、壁を下りていた。
近年、北アルプスでは山岳遭難が相次いでいることから、特に冬山遭難に備えた山岳技術の習得が必要となっている。袖垣吉治隊長(65)は「我々の出動が無いことがベストだが、初めての隊員もおり訓練は必要。高さの恐怖を克服しながら、技術を習得してもらいたい」と話していた。