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津市が「オープンデータ」として公開しているごみ分別表の情報を利用し、同市美里町のIT技術者、石黒光茂さん(39)が、ごみの分別法が簡単に分かるサイト「分別さん―津市のごみは僕にまかせろ!」を開発した。津市などによると、オープンデータを活用した事例は県内初という。(竹田章紘)
オープンデータは市民や企業が公的なデータを自由に編集・加工できるため、様々な活用法が期待されている。既に全国の自治体で公開の動きが広がっており、県内では県が今年2月、津市が今月から、本格的にネット上で公開を始めた。
石黒さんはさっそくデータの活用法を検討。自身もごみ分別の分かりづらさに悩んだ経験があったことから、「IT技術を使って検索した方が楽」と思い立ち、津市が公開したごみ分別表を基にサイト作成にとりかかった。
サイトでは、捨てたいごみを入力すると、分別表に記載されている約650項目のごみの中から検索。「燃やせないごみ」「金属」「その他プラスチック」などの分別を瞬時に表示し、捨てる際の簡単な注意点も示される。
外国人にも使ってもらえるように、英語、中国語、スペイン語にも対応。地域ごとのごみ収集日が掲載された津市のホームページにもリンクしている。
サイトからは、スマートフォンのアンドロイド端末向け無料アプリもダウンロードでき、ネット上では既に利用者から「すごく便利!」などと評判に。石黒さんは「ごみの分別に困った時はぜひ使ってほしい」と話し、津市情報企画課も「市民目線で民間にどんどんオープンデータを活用してもらい、官民一緒になってサービスの向上が図れれば」としている。
問い合わせは、石黒さんの事務所「もやし工房」のホームページからできる。「分別さん」のアドレスは、http://gomi-tsu.moyashi-koubou.com/