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JR福知山線脱線事故から10年となるのを前に、三田学園中高(三田市)の吹奏楽部の卒業生らが、三田市天神の市総合文化センターで24日に追悼コンサートを開く。2010年以来の開催で、メンバーは「自分たちよりも若い世代にも事故の悲しみ、安全の大切さを知ってもらいたい」としている。
企画したのは、同学園で中・高の6年間、吹奏学部に所属した小林春彦さん、喜田智也さん、中平雄大さん(いずれも28歳)らでつくる「三田市JR事故有志音楽仲間の会」。「追悼コンサート&希望トーク」として実施する。
小林さんらは、市内の合同演奏会などで顔見知りだった他校の女生徒が犠牲となったことから、当時の音楽仲間らと5年前の4月25日に追悼コンサートを開催。仲間はその後、それぞれの道に進み、顔を合わせる機会も少なくなっていたが、今回、「10年の節目に」と、再び開くことにした。
当日は、市内の三田混声合唱団や、三田少年少女合唱団、三田市民オーケストラ(有志)、ウインド・アンサンブル・コスモス(有志)などが数曲ずつ演奏する。また、出演者がそれぞれの10年について話す予定。
イベントの総合司会を務める小林さんは「事故を風化させてはいけないという思いを、子供たちに伝えたい」と話している。開演は午後7時。入場無料。問い合わせは小林さん(090・6668・1777)へ。