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◇26日、高校7人制ラグビー県大会
「第2回全国高校7人制ラグビー大会」への出場をかけた県大会(県ラグビー協会主催、読売新聞社など後援)が26日、上富田町の上富田スポーツセンターで開かれる。昨年、県内の初代チャンピオンに輝いた和歌山工業高などを軸に12チームが熱戦を繰り広げる。7人制ラグビーは来年のブラジル・リオデジャネイロ五輪から男女とも正式種目となり、2020年の東京五輪でも採用が決まっており、今後、注目度が高まるのは必至だ。(伊藤晋一郎)
7人制ラグビーは、本来の15人制から派生し、20年ほど前から競技人口が世界で急速に広がっている。15人制と同規模のグラウンド(縦144メートル以内、幅70メートル以内)を使用し、ボールを扱う際のルールもほぼ同じ。
ただし、15人制は40分ハーフ(計80分)が一般的だが、7人制は選手一人あたりの負荷が大きいため、7分ハーフ(計14分)と試合時間は短い。
人数が少ないため、攻撃するスペースが広く、パスやキックでボールがダイナミックに動き、独走トライも多く出るなど、スピード感あふれる展開になりやすいのが魅力だ。
15人制はサッカー同様に4年に1度のワールドカップで世界一を決めるが、五輪の競技にはなっていない。7人制の人気が世界的に広がっていることを受け、リオ五輪から正式種目となり、日本ラグビー協会は、これを踏まえ、若い世代の強化を目的に昨年、高校の全国大会を創設した。
今年の県大会は10校と、複数の高校が集まった二つの合同チームが参加。たいていは、ふだん15人制の練習をしているクラブチームがメンバーを7人制に再編成して挑む。
3チームずつのリーグ戦で予選を行い、各プールの1位チームで決勝トーナメントを戦い、優勝校は7月に長野県・菅平高原で行われる全国大会に県代表として出場する。昨年の県代表、和歌山工業高は上位進出を果たせなかった。
試合観戦は入場無料。予選が午前10時から始まり、順調に進めば決勝は午後3時20分にキックオフされる。