社会そのほか速
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東日本大震災から丸4年を迎えた11日、坂井市三国町崎の休暇村越前三国で、地震と津波で大きな被害を受けた岩手県宮古市のイクラを使ったしょうゆ漬けが宿泊客に提供された。
全国37休暇村が行っている産業支援活動の一環。休暇村職員による募金とグッズ販売の売り上げの一部の計83万円で生産者から食材を購入し、各休暇村でメニューを考えた。
越前三国ではこの日、宿泊した約50人の夕食のテーブルに「本日で丸4年がたちました」などと記した案内文を添え、スタッフが「宮古市のイクラです」と紹介しながら配膳した。家族4人で泊まった京都市山科区の無職森学さん(77)は「粒が大きくて口の中でぷちぷちとはじける。食べることも支援につながるんですね」と話していた。
12日の朝食には、宮城県気仙沼市産の食材で作ったワカメご飯とめかぶとろろがふるまわれる。