社会そのほか速
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以前、「プロポーズのとき緊張する?」と男性にアンケートを取ったことがあります。約8割が「緊張すると思う」と回答し、その理由に一番多く挙げられたのが「受けてもらえるか不安だったから」というものでした。
男性にとってプロポーズは「失敗してはならない挑戦」です。一か八かに賭けてプロポーズすることもあるでしょうが、前もって相手の意向をそれとなく探っておいて、OKをもらえる確率を判断する材料にしたりすることもあるはず。実際に男性が行った「プロポーズ前の意思確認」、そしてそれに対して女性がどうリアクションしたかについてのエピソードをご紹介したいと思います。
■将来について話す
「『5年後はどこに住みたいか』とか『子どもはやっぱり2人ほしい』とか、将来のことについての世間話を振る。彼女がノリノリで答えてくれれば、プロポーズOKの確約はほぼもらったに等しいと見ていいかと。自分の場合は、彼女もノリノリ度マックスで、無事結婚に至った」(33歳/広告)
「結婚したら……」と明言せずに、でも話の内容は完全に結婚していることが前提になっているというテクです。たんに世間話に彼女が乗ってきているだけだったら目測を誤ることになってしまうので、そこは注意が必要そう。彼女のノリノリ度が見極めの成否を握る鍵かもしれません。
■結婚について話す
「彼女の友人が結婚したという話題になったとき、自分から『おれも結婚とかいいなーって最近思うようになった』と言った。“『いいよね』とか返事が帰ってきたら合格点”と思っていたら、彼女の返事は『ふーん』だけだった。結局その彼女と結婚したけど、『なんであのとき返事が“ふーん”だったの?』と聞いたら、『私が“いいよね”とか言ったら、結果的に結婚を急かしているみたいで嫌だから』と」(35歳/不動産)
このケースだと、男性のかまかけはあまりうまく機能しなかったみたいですが、普段“結婚”というものに関してあまり話をしないカップルにとって、友人の結婚ネタはお互いの結婚観を知るためのまたとないチャンスになります。
■「転勤が決まりそう」
「ある日人事から異動の打診があった。転勤先はシンガポール。そのことを彼女に話すと『私もついていっていいの?』と。自分はかまかけたつもりはなかったけど、結果的に『この子は自分と結婚していいと思っているんだ』とわかった」(32歳/化学)
結果的に、彼女の意志を知れるかまかけとなった異動の可能性の報告。生涯自分の職場で働きたいと思っている女性の場合は、内心お互い「結婚したい」と思っていても違う回答が返ってきたり、違う結末が待っていそうです。
■シチュエーションに関するかまかけ
「ネットでプロポーズとか結婚に関するコラムを見つけて、彼女にそれを読んでもらって感想を聞く。それで『サプライズのプロポーズは嫌』とか『プロポーズのときに婚約指輪がほしい』とか、彼女好みのプロポーズに関するデータを蓄積する。自分にプロポーズの好みをうれしそうに話してくれる表情から、たぶん成功すると思えたし、このおかげで本番のプロポーズはかなり相手の満足度が高いものにすることができた」(30歳/教育関連)
理想のプローズ像は人によってかなりの差があります。こうしたやり方で彼女の好き嫌いを知っておくのは効果的なやり方ですね。また、そうした質問に答えさせること自体が、『自分は将来あなたにプロポーズする気があるのですよ』という予告編になった効果もあったのかも。プロポーズする気持ちは事前にばれてしまいますが、女性側は受け入れる心の準備を整えることができます。
回答した男性の皆さんは、それぞれあまり悩むことなく「そういえばこんなふうにやりましたよ――」と、自分の行った「彼女の意向の探り方」を語ってくれたので、結構意識的に「かまかけをやった!」という自覚を持っているみたいでした。この分だと、プロポーズ前に意思確認を行っている男性は意外と多いのかもしれませんね。あなたの彼氏が普段にはあまりないような、怪しいことを口走り始めたら、それはひょっとしたらプロポーズの準備かも!?
(藤井弘美+プレスラボ)