社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
【モデルプレス】「うつ」は医師の治療が必要なこともある病気ですが、「鬱々(うつうつ)とする」のように、病気ではなくても、「うつ」に良く似た心理状態を表現することもあります。
【他の写真を見る】女子が陥りやすい「うつの原因と症状」5つ
そんな広い意味での「うつ」は、女子の多くが感じることの多い症状です。男性と比べても、「うつ」になりやすいと言われています。それは、女子が持つ脳の特性やホルモンなどの影響も大きいようです。
女子たちが、「うつかしら?」と感じる時、女子の体や心の中でどんなことが起きているのでしょうか?どうすれば「うつ」から抜け出せるのでしょう?また、「うつ」を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
1.女子の脳は複数のストレスを感じている
仕事や勉強をしながらも、夕方のデートのことを考えていたり、料理をしている間も、すべての料理をアツアツで出せるように複数の鍋を同時進行で進めていたり。
女子たちが当たり前のようにこなしているこれらの「ながら」動作は、女子の脳が一度に複数の作業を行っていることの証明です。そして、複数の作業が同時進行であるため、複数のストレスも同時に感じてしまうのです。
一方で男性は一点集中型が多く、作業も1つならストレスも1つという傾向が強いのだそうです。「ながら」の際には、メインの作業以外は明るく楽しいことを考えるようにすると、ストレスが減り、うつになりにくくなります。
2.女子はホルモンの影響が大きい
女子ならではの女性ホルモンは、心の振り幅を大きくします。幸せもいっぱい感じられれば、辛さもいっぱい感じてしまうのです。
生理・恋愛・出産などでホルモン量が変動するとその影響を大きく受けて、うつになってしまうことがあります。女性ホルモンを安定させることは、心を安定させることにつながり、幸せを感じることにも繋がります。
女性ホルモンに影響を与えるダイエットによる体の急激な変化や、環境の変化による精神的なストレスなどを紛らすには、一つのことにのめり込み過ぎず、友人や居場所を多く持つことが効果的です。
3.女子は生涯に務める役割が多い
母親や妊娠など、一生の間に多くの役割を担う女子。もちろん、個人差はありますが、女子のうつの中でも代表的な「マリッジブルー」や「マタニティブルー」などは男性には少ない女子特有の症状です。
この男女差をパートナーが理解してくれるかどうかで、女子のうつを防ぐことができると言います。うつの原因は自分の辛さを理解してもらえないところにもあります。
理解あるパートナーを選ぶこと、さらによく話し合いをすることなどが予防策や治療になるでしょう。
4.これといった理由はないけど起こるうつ
理由は分からないけれどうつになり、理由が分からないからこそ治りにくく、治ってもまた発症しやすいうつを、「内因性鬱」と呼びます。
症状は他のうつと同じで、落ち込み、イライラ、だるさ、疲労感などを持ちます。季節や天候、時間や曜日などに左右されることもあります。
自分でも「うつになりそうな時」を感じ取ることができるタイプもいますが、分かっていても対処できないのがこのうつの特徴です。
症状が軽いうちは、環境や生活スタイルを変えること、また軽い運動などが効果を現わしますが、悪化すると医師の治療が必要になります。
5.体に起きた変化に体が影響を受けて起こるうつ
他の病気やケガなどが原因で起こるうつを、「身体因性鬱」と言います。
うつは治療のために服用している薬が原因だったり、出産やホルモン異常、更年期障害などが原因となっている場合もあります。軽度の脳腫瘍や脳梗塞などの後遺症としても発症します。
この場合には、治療を受けている専門家と相談して薬を変えるなどの処置を受けるか、瞑想などで精神的なコントロール力をつけるといった方法で、うつの状態を軽くできることがあります。
いかがでしたか?
本人の辛さが相手に伝わりにくいため、打ち明けにくく、ますます症状が進行してしまう、それがうつです。
本人だけでなく、家族や友人などのサポート、周囲の理解なしでは解決できないとも言われています。「鬱々」なうちに解消方法を見つけて、「うつ」にならないようにしたいですね。(modelpress編集部)