社会そのほか速
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下村博文文部科学相は12日午後の衆院予算委員会で、自らが代表を務める自民党支部に任意団体への会費の一部が流れて献金として処理されたとされる問題に関し「(政治資金収支報告書の)偽装記載や迂回献金をしているわけではない」と違法性を否定した。辞任する必要はないとの認識も示した。
民主党の大西健介氏は、2014年に年会費として集められた約1200万円のうち、約600万円が任意団体から自民党支部に渡ったとする内部資料を提示して追及。「会員は任意団体に会費を払ったつもりが、いつの間にか寄付になっている。会費が寄付になっている証拠だ」と迫った。
外務省、福島県共催のレセプションで、日本酒の試飲をする岸田文雄外相(中央)と内堀雅雄知事(右)=12日午後、東京都港区の外務省飯倉公館
外務省と福島県は12日、東京電力福島第1原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)するためのレセプションを東京都内で開いた。同省飯倉公館の会場では、福島県産の食材を用いた料理や酒が各国の駐日大使ら招待客に振る舞われ、同県いわき市の観光施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールによるダンスも披露された。
岸田文雄外相はあいさつで「ぜひこのおいしさを実感して本国に報告いただき、福島県産品の輸入規制緩和・撤廃につなげていただくよう強くお願いしたい」と呼び掛けた。内堀雅雄知事も「ぜひ自分自身の体で、目で味わっていただければと思う。多くの課題を乗り越えて福島が世界に誇れる復興を進めていく」と訴えた。
キューバのカブリサス閣僚評議会副議長(左)と握手する安倍晋三首相=12日午前、首相官邸
安倍晋三首相は12日、首相官邸でキューバのカブリサス閣僚評議会副議長と会談した。副議長はキューバと米国の国交正常化交渉について「対話の進展に楽観的だ」との見通しを伝えた。これに対し、首相は「対話の開始を歓迎する」と表明。日本とキューバの経済関係を強化することでも一致した。
副議長は「(岸田文雄)外相にキューバを訪問していただきたい」と要請し、首相は「検討していきたい」と応じた。
小泉純一郎元首相は11日、安全と確認された原発を再稼働させる安倍晋三首相の方針について「首相が原発ゼロと言えば自民党の多数も協力する。ピンチをチャンスに変える環境が整っている。これを生かすべきだ」と述べ、転換を促した。福島県喜多方市での講演後、記者団に語った。
首相在任中の2004年、国会審議で自らの年金加入問題を聞かれた際の答弁で「人生いろいろだ」と発言したことを引き合いに「首相もいろいろだ。(なぜ原発ゼロを決断しないのか)分からない」と語った。
同時に、日本は太陽光など自然エネルギー利用で遅れているとの認識を表明した。
街頭記者会見で質問に答える「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表(左)=11日午後、JR渋谷駅前
「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表は11日夕、聴衆や通行人からの質問に答える「街頭演説型記者会見」をJR渋谷駅前で初めて開催した。1時間強の間にフリージャーナリストを含む8人が質問。山本氏は「国会の勢力があまりにも偏りすぎている。来年の参院選でバランスを取る必要がある」などと述べ、支持を訴えた。
街頭会見は山本氏の発案で、新しい支持層の開拓が狙い。定期的に開催し、いずれは共同で代表を務める小沢一郎氏にも参加を求めるという。JR渋谷駅前では、100人程度の通行人らが山本氏の発言に耳を傾けた。