社会そのほか速
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【モスクワ共同】鳩山由紀夫元首相は10日、ロシアが一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島入りした。11日にはロシアがつくった地元政府「クリミア共和国」の指導者アクショーノフ首長と会談する。
日本政府はロシアのクリミア編入を国際法違反として認めておらず、ロシアが実効支配する現状で訪問するにはロシア法令に従う必要があるため編入を追認することにつながるとして、鳩山氏に断念を働き掛けていた。民主党の枝野幸男幹事長は「軽率とのそしりを免れない」と批判した。
ロシアは日本の首相経験者をクリミアに受け入れ、編入の正当性を国際的にアピールする狙いだ。
【共同通信】
林芳正農相は10日午前、閣議後に記者会見し、週刊誌で自民党衆院議員との不適切な交際が報じられた中川郁子農林水産政務官について「農政改革を前に進めるべく、政務官としての職務に全力で取り組んでもらいたい」と述べ、続投方針を明言した。
農相は、中川氏が10日午後開かれる衆院農水委員会に出席することを明らかにした上で、完全な職務復帰は医師の診断次第との見方を示した。中川氏は週刊誌報道後の今月5日、都内の病院に入院している。
菅義偉官房長官は会見で、「(政務官交代は)全く考えていない」と強調。
【共同通信】
ドイツのメルケル首相は10日、民主党の岡田克也代表と東京都内のホテルで戦後70年の歴史認識について意見交換し、日韓両国の懸案となっている慰安婦問題の早期解決を促した。「きちんと解決した方がいい。日本と韓国は価値観を共有しているので和解が重要だ」と述べた。
外相経験者の岡田氏は「歴代首相の間で一定の理解が進んだが、なかなか難しい状況だ」と説明。その上で「痛みを与えた方は早く忘れたいが、受けた方は容易に忘れられない。それらを踏まえ、和解の問題は対応しなければならない」と強調した。
【共同通信】
石破茂地方創生担当相は10日、共同通信のインタビューに応じ、全自治体に来年3月末までの取りまとめを求めている地方版総合戦略に関し「1年たって駄目なところは2、3年かけようが駄目だ」と述べ、期限内に作成してもらう考えをあらためて示した。
共同通信が1~2月に実施した地方創生をテーマとする自治体首長アンケートの結果について聞いた。
アンケートでは、来年3月までに地方版戦略を自力で策定できるとの回答は37%にとどまり、「拙速だ」「負担が重い」といった批判も目立った。
自民党は、衆参両院の憲法審査会で憲法改正項目を絞り込む議論を開始する方針を固めた。
4月の統一地方選を挟んで、5月の大型連休後までには議論を始めたい考えだ。選挙権年齢が早ければ来年の参院選から「18歳以上」に引き下げられる見通しとなり、改正のための国民投票の環境が整うと見ているからだ。ただ、最大野党の民主党は憲法改正の議論に応じることに難色を示しており、自民党は世論や各党の理解を得ながら慎重に議論を進める考えだ。
自民党は、8日の党大会で発表した2015年運動方針に「憲法改正原案を検討、作成することを目指す」と明記し、国会での憲法改正発議を目指す考えを正式に表明した。稲田政調会長は党大会後、記者団に「立党の原点、党是である憲法改正にチャレンジしていかなければならない」と力を込めた。