社会そのほか速
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【ワシントン共同】自民党の高村正彦副総裁は26日午後(日本時間27日未明)、カーター米国防長官と訪問先のワシントンで会談した。カーター氏は集団的自衛権行使を可能とする日本側の安全保障法制整備の動きに関し「歴史的取り組みだ」と評価。双方は日米同盟を深化させていく方針を確認した。高村氏は会談後、6月24日までの今国会の会期を延長し、関連法案を成立させたいとの意向を記者団に表明した。
会談でカーター氏は、安倍晋三首相が4月下旬に訪米し、オバマ大統領と会談することに関し「同盟の堅固さを世界にアピールする場にしなければならない。米側もしっかり協力する」とした。
【共同通信】
NHKの2015年度予算承認案は26日午後の衆院本会議で、与党などの賛成多数により可決、参院に送付された。与党は31日の参院本会議で承認させる方針だ。民主、維新、共産などの野党5党は、籾井勝人NHK会長の私的ハイヤー代金請求問題などを理由に反対した。与野党の全会一致とならないのは14年度に続き、2年連続となる。
民主党は、国会審議で追及したハイヤー問題のほか、予算承認案を可決した25日の衆院総務委員会が委員長の職権で開かれたことにも反発した。
予算承認案は、東京・渋谷の放送センター建て替えに向けた積み立てやインターネットを通じた番組配信費用を盛り込んだ。
シンガポールのリー・クアンユー元首相の弔問に訪れ、遺影に向かって一礼する安倍晋三首相=24日午後、東京都港区の同国大使館
安倍晋三首相は24日午後、シンガポールのリー・クアンユー元首相の死去を受け、東京・六本木の同国大使館を弔問、記帳した。安倍首相はこの後、記者団に「(リー元首相は)シンガポール発展の礎を築いた方であり、アジアの偉大なリーダーだ。改めて功績をしのび、哀悼の誠をささげたい」と述べた。
安倍晋三首相は23日、安全保障法制をめぐる与党の骨格合意を踏まえ、今国会中の関連法案成立を目指す考えを明言した。与党協議会座長の高村正彦副総裁と座長代理の北側一雄公明党副代表から骨格の報告を官邸で受け「国民の命と平和な暮らしを守る法整備を、この国会できっちりと成し遂げたい」と述べた。
同時に「この合意に従って条文にしたい。法案の作成に一丸となって当たりたい」と語った。
首相はこの後の自民党役員会で「5月の大型連休明けにも法案を提出したい」と述べた。与党は今月20日に骨格で合意し、政府が法案を作成した後の4月中旬に協議を再開する予定。
安倍晋三首相は23日夕、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と官邸で会談し、海洋安全保障分野の協力強化に向け、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催する方針で一致した。テロや過激主義への連携対応でも合意した。首相は戦後70年の日本の平和国家としての歩みに理解を求め、ジョコ氏は評価した。会談に合わせて発表された共同声明でも、インドネシア側が「称賛」したと明記した。
日本側には2プラス2開催で、東南アジア諸国連合(ASEAN)を主導するインドネシアとの関係を強化し、海洋進出を強める中国をけん制する狙いがある。
【共同通信】