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[東京 12日 ロイター] – 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて、ややドル高/円安の121円半ばだった。株価の堅調推移を眺めながら、じり高の展開となった。ユーロ/ドルは朝方から小動きだったが、正午にかけて弱含み、12年ぶりの安値をつけた。
ユーロ/ドルは前日海外時間に1.0511ドルまで下落し、12年ぶりの安値をつけたが、1.05ドルに厚めのオプションバリアが観測され、いったんサポートされていた。ただ、戻りは鈍く、東京時間も朝方から安値圏で推移。正午にかけて前日海外時間の安値を下回ると、一時1.0505ドルまで下押しされた。
欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)開始を受け、ユーロ圏の多くの国で国債利回りが過去最低水準に低下。ギリシャの債務問題もくすぶる中、ユーロは売られやすい通貨となっている。
市場では「こういう地合いだとリバウンドを試したい気持ちにはなるが、反発のネタを探りにくい。取引が薄い中、アジア時間に1.05ドルを割り込むかもしれない」(外銀)との声が出ていた。
<米小売売上高に注目>
ドル/円は午前7時半過ぎにこの日の安値121.39円をつけた後、正午にかけてじり高の展開となった。小高く始まった日経平均株価が前日比200円超まで上げ幅を拡大し、ドル/円を下支えした。
市場では「朝方から動意がなかったが、しっかり推移している株価を眺めながらドル買いが先行している」(邦銀)との声が出ていた。「きょうは難しいかもしれないが、121円後半を抜けてくればまた122円を試す展開になる」(同)という。
海外時間は、米国の2月小売売上高が注目されている。「米国の小売売上高が強い内容となった場合は、ドル買い材料と受け止められて122円を試す動きが出てくる可能性もある」(国内金融機関)との声もあった。 続く…
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