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(一社)住宅リフォーム推進協議会は、このたび、「第12回 住宅リフォーム実例調査」を実施し、その結果を発表した。これは、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたもの。
調査対象は、2013年9月~2014年8月の住宅リフォーム工事の施工完了物件および、リフォーム事業者。有効回答数は施工完了物件が1,426、リフォーム事業者が519。
■若年層では中古住宅を購入してリフォームを行うケースも多い
リフォームを行った住宅の取得方法は、30代以下の場合、中古住宅購入が戸建てで32.6%、マンションで68.4%となるなど、若年層では中古住宅購入が多いのが特徴。中古住宅購入の場合は、戸建て、マンションともに入居前後のリフォーム(リフォーム実施までの居住期間0年)が約半数となっており、中古流通に際してのリフォームニーズも大きい。
■リフォーム工事の内容は、戸建て、マンションともに“住宅設備の変更”がトップ
リフォーム工事の内容としては、戸建て・マンションともに、「住宅設備の変更」が最も多い。戸建てでは、設備・内装に関するリフォームに加え、「外装の変更」、「間取りの変更」などが多いが、マンションでは「住宅設備の変更」が、昨年度調査結果の2位から今年度はトップとなるなど、「住宅設備の変更」のウエイトが大きい。
■リフォームの対象となる住宅は、マンションでも“築後31年以上”が増加
戸建て、マンションともに築年数の経過した住宅が増加してきており、特にマンションでは2011年度以降、築後31年以上の住宅の占める比率が倍増している。築年数が経過するにつれて、老朽化対応をはじめ嗜好対応、高齢化対応、省エネ対応など、多様な目的でのリフォームが実施されるケースが多くなる。
■若い年代では、資金を借り入れてリフォームするケースも多い
契約金額が1,000万円を超えるリフォームでは、2割以上が資金の借り入れを行うなど、契約金額に応じて借入の利用比率も高まる傾向がみられる。資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、戸建ての30代以下では約4割が金融機関から資金を借り入れてリフォームを行っている。
■調査結果詳細
http://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-H26.pdf