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保険料が安くなる!? 自動車保険3社の“最新保険プラン”とは?

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保険料が安くなる!? 自動車保険3社の“最新保険プラン”とは?

 保険料が安くなる!? 自動車保険3社の“最新保険プラン”とは?

 ドライブレコーダーなど車載の端末で運転情報を収集し、特性や走行距離を踏まえて保険料を算出する「テレマティクス保険」が、広がる気配を見せている。実際にどのようなプランがあるのか? すでに取り組みを発表しているソニー損害保険、あいおいニッセイ同和損害保険、損害保険ジャパン日本興亜の3社の内容を紹介する。
 
 「テレマティクス保険」とは? メリット&デメリット
 
 【ソニー損保】
 ・急発進、急ブレーキの少ない運転で保険料をキャッシュバック
 
  ソニー損害保険は、2015年3月1日以降が保険始期日となる契約を対象に「やさしい運転キャッシュバック型」を販売する。内容は、まず無料で貸し出される小型計測器「ドライブカウンタ」で加速や減速の発生状況を計測。急発進や急ブレーキの少ない“やさしい運転”の度合いが同器に点数で表示され、その点数に応じて保険料のキャッシュバック率が決定する。結果を同社に申告することで、キャッシュバックが受けられる仕組みだ。
 
 【あいおいニッセイ同和損保】
 ・トヨタ「T-Connect」と連動して走行距離を保険料に反映
 
  あいおいニッセイ同和損害保険が2015年4月1日以降始期契約から扱うのは、「つながる自動車保険」だ。トヨタ自動車のカーナビに搭載されているテレマティクスサービス「T-Connect」と連動し、走行距離をはじめとする車両運行状況がスマートフォンなどを通じて送信される。基本保険料に実走行距離(1キロ単位)に応じた走行分保険料を加えることで、無駄のない合理的な保険料が算出される。
 
 【損保ジャパン日本興亜】
 ・東芝製ドライブレコーダーを使った企業向けサービス
 
  損害保険ジャパン日本興亜は、社有車に東芝製の通信機能付きドライブレコーダーを貸与して行う企業向けサービス「スマイリングロード」を2015年3月以降に全国展開。走行データ収集及びビッグデータ解析を実施し、その結果をスマートフォンなどにフィードバックすることで、ドライバーの安全運転意識の向上や、管理者の効率的な指導を支援する。同社のフリート契約に加入している法人が全車両に導入した場合、保険料が5%割引される。
 
  テレマティクス保険は、国土交通省が重点テーマのひとつとして掲げていることもあり、今後ますます充実していくことが予想される。保険料を抑えたいと思っているドライバーはもちろん、保険会社とのより緊密な関係を求めるドライバーも目が離せない。

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