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コンビニエンスストア3位のファミリーマートが、東海地方地盤の中堅コンビニチェーン、ココストア(名古屋市)の買収を検討していることが13日分かった。ファミマは10日、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合協議を始めると発表したばかり。さらなる規模拡大で首位のセブン−イレブン・ジャパンに対抗したい構えだ。
ファミマとココストアの親会社、盛田エンタプライズは13日、「経営上のさまざまな協力関係について協議している」とのコメントを発表した。
ココストアの2014年5月期の売上高は推定500億円。店舗内にキッチンを設け、できたての弁当や総菜を売るなど差別化を進めたが、競争激化で単独での生き残りは難しいと判断した模様だ。
ファミマの店舗数は2月末現在、1万1328店。サークルKサンクス(6353店)との経営統合やココストア買収が実現すれば、セブン−イレブン(1万7491店)を大きく上回る規模となる。【神崎修一】
◇ココストア◇
中部圏を中心に店舗展開する非上場のコンビニエンスストアチェーン。親会社の盛田エンタプライズ(名古屋市)は、ソニー創業者、故・盛田昭夫氏の一族が経営している。同じグループに食品卸の「イズミック」(同)などがある。1971年に愛知県春日井市に1号店をオープンさせ、現在は東海、関西地方を中心に「ココストア」(約440店)、九州で「エブリワン」(約220店)の計約660店がある。コンビニチェーンの店舗数ランキングでは8位前後。2012年にはイオン系のコンビニ、ミニストップと資本業務提携を結び、商品開発や物流などさまざまな分野で経営の効率化を進めている。ココストアの買収には大手コンビニ、ローソンも名乗りを上げていたとされる。