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[注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(12):2016年6月期はサスペンスアプリの巻き返しが最大のポイント

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[注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(12):2016年6月期はサスペンスアプリの巻き返しが最大のポイント

 [注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(12):2016年6月期はサスペンスアプリの巻き返しが最大のポイント

 *17:09JST ボルテージ Research Memo(12):2016年6月期はサスペンスアプリの巻き返しが最大のポイント
 
 ■業績動向
 
 (3) 2016年6月期の業績の考え方
 
 2016年6月期の考え方としては、主力の恋愛ドラマアプリは堅調に推移すると期待でき、ここからの収益は安定的と考えている。したがって業績回復のカギとしては、サスペンスアプリの巻き返しがどうなるかが最大のポイントになろう。ボルテージ<3639>は不振だった1、2作目の反省を踏まえた3作目を2015年6月にリリースする予定だ。これは従来のものよりも収集・育成要素を増やして、長期継続率と課金率というKPIの向上が狙えるものとなる予定だ。シナリオやキャラクターデザイン等、成否を左右する要素はほかにもあるが、KPI向上をこれまで以上に前面に打ち出した商品創りが行われると考えられるため、期待は大きいと言える。海外事業は2016年6月期もトライ・アンド・エラーの状況が続く見込みだ。したがって劇的な収益改善は期待するべきではないであろう。
 
 国内・海外を通じて言えることは費用のコントロールが厳格化されるということだ。特に広告宣伝費においてそれが顕著となろう。広告費の厳格化による利益押し上げ効果は大きいと弊社では考えている。したがって、まず費用コントロールで前期比増益の計画が打ち出され、次にサスペンスアプリの新作への自信度・期待度の高さによる上積みがどれくらいになるか、という流れで最終的に業績予想が構築されてくると弊社では考えている。
 
 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
 
 
 《FA》

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