社会そのほか速
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*08:22JST 機関投資家の利益確定と年金資金の買い
27日の東京市場は先物市場の値動きを睨みながらの相場展開になろう。26日の米国市場は小幅に下落。欧州株が全面安となった流れが嫌気されたが、前日の急落を受けた値ごろ感から買い戻す動きもみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の19310円だった。配当落ちに伴う日経平均への影響は110円程度とみられており、結果的にはシカゴ先物にさや寄せする格好となる。まずはギャップ・ダウンの形で下げることになるが、その後はこの110円程度を埋めてくるかが注目されるところ。
そのカギを握るのが実質新年度相場入りに伴う年金資金の動向になりそうだ。先日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と国家公務員共済組合連合会、地方公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団の3共済が運用資産の共通指針を発表。3共済についても、GPIFと同様、株式や海外資産といったリスク投資に資金を積極的に振り向けることになる。新年度入りを迎えるなか、GPIFへの思惑が高まりやすく、早期に権利落ち分を埋めてくる動きも意識されてくるだろう。
一方で、26日の日経平均は利益確定の流れが強まり、300円近い下落となった。これにより一部のテクニカルシグナルは悪化。さらに配当落ちによる影響から他のテクニカルも陰転シグナルを発生させてくる可能性が高い。年金資金がどの程度の力を見せてくるか注目されるところだが、それに向かう形で機関投資家の利益確定の売りが出やすいとみておいた方が良さそうだ。
先高期待は後退していないが、目先的には需給妙味の大きい銘柄や、中小型株などに短期筋の資金がシフトしやすいだろう。
《TN》
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:リスク回避的な円買い一巡
昨日26日のドル・円相場は、東京市場では119円58銭から118円54銭まで下落。欧米市場では一時118円33銭まで下げたが、119円19銭で取引を終えた。
本日27日のドル・円は主に119円台前半で推移か。リスク回避的な円買い一巡でドルは下げ渋る見込み。
26日の欧米市場では、米長期金利の上昇を意識してリスク回避的なドル売りは縮小した。3月の米マークイット・サービス業PMI速報値が市場予想を上回ったことや新規失業保険申請件数が減少したことが長期金利上昇の要因となり、ドル買いにつながったもようだ。欧米諸国の株式相場は総じて下落したが、株安を意識したドル売りは限定的だった。
27日発表の2014年10-12月期の米国内総生産(GDP)確定値は、前期比年率+2.4%と予想されており、改定値+2.2%から上方修正される見込み。経済成長率は2014年7-9月期の+5.0%との比較で大幅に鈍化するが、確定値が予想通りであればドル買い材料になるとの声が聞かれている。ただし、中東地域にける地政学的リスクの増大が警戒されており、欧米諸国の株安が継続した場合、ドルは対円で伸び悩む可能性がある。
《KO》
*08:14JST 3/27
[強弱材料]
強気材料
・米新規失業保険申請件数(先週)、28.2万件と市場予想下回る
・成田空港の夏ダイヤ発着数、過去最高に
・株価調整局面での個人投資家の買い観測
・シカゴ日経225先物清算値(19310、+20)
弱気材料
・NYダウ小幅下落、欧州株安受け売り先行も下げ幅縮小(17678.23、-40.31)
・欧州株式市場下落、テクノロジーや航空株に売り
・半導体SOX指数下落、サンディスクが売上高予想を下方修正
・日経平均大幅反落(終値19471.12円)利益確定売り強まり一時19400円割れ
・イエメンにサウジなど軍事介入、戦闘拡大の懸念
留意事項
・NY原油続伸(51.43、+2.22)イエメン混乱で原油輸送に懸念強まる
・NY金続伸(1204.80、+7.80)
・医療用医薬品を処方箋なしで買える大衆薬に転用しやすく
・ブラジル・ペトロブラス、日本での石油精製事業から撤退へ
・パナソニック<6752>、戦略投資に1兆円枠
・三住トラスト<8309>、三井住友信託がダイナーズ400億円強で買収
・ドル/円(119.23-24)
・ユーロ/円(129.64-68)
・sMedio<3913>が東証マザーズに新規上場
・2月有効求人倍率
・2月失業率
・2月消費者物価コア指数
・消費者物価指数(CPI全国2月、東京都区部3月)
・2月家計調査
・2月製造業部門別投入・産出物価指数
・2月商業動態統計
・九州電力<9508>が2015年度供給計画発表
・中国2月工業利益
・ブラジル10-12月GDP
・米10-12月GDP確定値
・米3月ミシガン大学消費者マインド指数確定値
・米フィッシャーFRB副議長が講演
・独2月小売売上高(4月3日までに)
・決算:ブラックベリー、中国建設銀行、比亜油(BYD)
《HK》
*08:02JST シグナル悪化、まずは配当落ち分を埋めてくるかを見極め
[本日の想定レンジ]
26日のNY市場は下落。欧州株が全面安となった流れを受けて朝方は売りが先行したものの、前日の急落を受けた値頃感から買い戻す動きが優勢となり、緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。ダウ平均は40.31ドル安の17678.23、ナスダックは13.16ポイント安の4863.36。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の19310円。
配当落ち分が110円程度とみられており、シカゴ先物にさや寄せする格好でのギャップ・ダウンの形から始まろう。ボリンジャーバンドでは+1σ、一目均衡表では転換線での攻防となっていたが、これを割り込んでくることになる。昨日の大幅な下げにより、MACDは陰転シグナルを発生。配当落ちとはいえ、本日はパラボリック、新値3本足などが陰転シグナルを発生させてくる。先高期待は根強いものの、心理的には買い手控えムードも。年金の買いからまずは配当落ち分を埋めてくるかを見極めたいところであろう。19050-19450円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 19450円−下限 19050円
《TM》
[東京 27日 ロイター] – 三井住友トラスト・ホールディングス(8309.T: 株価, ニュース, レポート)は米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)と、同グループが日本国内で展開するクレジットカード事業を買収する方向で最終調整に入った。関係者が27日、明らかにした。
買収するのは、「ダイナースクラブ」のブランドを持つシティカードジャパン。価格は400億円程度になる模様だ。今月中の正式合意を目指している。三井住友トラストはカード事業を強化する。
三井住友トラストは27日午前、一部報道を受けて「検討を行っているが、現時点において決定した事実はない」とのコメントを発表した。
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