社会そのほか速
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*18:21JST イーストン Research Memo(6):「コンセプト−イン」活動で日立AMS社の営業をサポート
■同社の強み
(1)日立製作所グループとの関係での「強み」
ルネサスイーストン<9995>の単一最大顧客は現状、日立オートモティブシステムズである。同社は歴史的に日立製作所との関係が深いが、日立製作所が半導体事業を分社化してしまった現在、日立製作所グループとの関係では、商品仕入れ先に加え商品販売先、すなわち「顧客」としての関係も強くなっている。
日立オートモティブシステムズは、日立製作所内の自動車向け事業を担っていたオートモティブシステムグループが2009年に分社化されて誕生した。企業としては新しいが事業の歴史は1930年にまでさかのぼり、エンジン制御システム、エレクトリックパワートレインシステム(電気自動車のシステム)、走行制御システム、車載情報システム等の分野で実績を積み重ねてきている。
同社は「コンセプト−イン」活動を通じて日立オートモティブシステムズの営業をサポートし、単に自社商材の売上高増加を狙うのではなく、シナジー効果の追求することに注力している。「コンセプト−イン」とは、LSI開発やソフト開発、技術サポート等の強みを生かしながら、顧客の企画・設計段階から入り込んでサポートし、最適の商品を提案する営業形態だ。同社は約140名の技術系営業部隊を中心にコンセプト−インに取り組んでおり、最大顧客の日立オートモティブシステムズは当然この対象顧客になっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
《FA》
*18:04JST タマホーム Research Memo(8):面の展開からは層の拡大により売上高2,000億円超を狙う
■中期経営計画
(3)経営目標値
タマホーム<1419>の中期計画における経営目標値として、2018年5月期に連結売上高で201,189百万円(2015年5月期予想149,276百万円)、営業利益で7,073百万円(同2,269百万円)、営業利益率で3.5%(同1.5%)、ROEで15%(同0.3%)、D/Eレシオで1.2倍(同1.2倍)を目標として掲げた。3ヶ年計画の中では2016年5月期までが成長に向けた基盤構築づくりの期間となり、2017年5月期以降に収益成長が加速する格好となる。
セグメント別で見れば住宅事業及び不動産事業で増収を見込んでいる一方で、金融事業及びその他事業で減収を見込んでいる。金融事業に関しては、2015年から火災保険の契約期間の上限が従来の36年から10年に短縮化されることになり、保険手数料収入の減少が主因となっている。また、その他事業では子会社で展開している特殊建築事業の受注を見込んでいないため減収となっている。特殊建築に関しては競争力が弱く収益性も低いため、同社の注力事業からは外れる格好となる。その他事業の営業損失が拡大するのは、海外事業や新規事業などの先行投資負担を織り込んだ計画となっているためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《FA》
ライフメディアのリサーチバンクは、3月6日~3月11日にかけて、10代~60代の全国男女を対象に、「ごはん(米飯)に関する調査」を行い、1,200件の有効回答を得た。
ごはんが好きか聞いたところ、74%が好きと回答。ごはんを食べる頻度を聞いたところ、17%が「1日3食以上」と回答し、1日に1食以上ごはんを食べる人は93%だった。
最近1年間でごはんを食べる頻度に変化があったか聞いたところ、81%は「変わらない」と回答した。「増えた」人は9%、「減った」人は11%だった。「増えた」人に、その理由を聞いたところ、「栄養のバランスが良いから」「健康に良いから」が同率32%で最も多い結果となった。そのほか、「自宅で食事をするようになった」「ごはんがおいしいと思うようになった」などの理由が上位になった。「減った」人に、その理由を聞いたところ、「ダイエットのため」と37%が回答し、最も多かった。
1日に1食以上ごはんを食べる人に、よく食べるごはんのメニューを聞いたところ、「白いごはん」が95%で最も多く、以下「おにぎり」「チャーハン」「炊き込みごはん」と続いた。いつも食べるごはんを選ぶポイントを尋ねたところ、「おいしいこと」が51%で最も多く、「価格が安いこと」「安全であること」が上位となった。いつも食べるごはんの購入場所を尋ねたところ、「スーパー」が52%で最も多く、以下「農家から直接」「購入しない」という結果となった。
上越妙高駅構内の「もてなしドーム」には、開業を記念して満開の桜が展示された。近くの高田公園は桜の名所として知られる=20日、新潟県上越市
長野-金沢間が延伸開業した北陸新幹線は、新潟県では上越地方を通り、上越妙高(上越市)、糸魚川(糸魚川市)の二つの新幹線駅が誕生した。速達型「かがやき」は両駅を素通りするが、停車型「はくたか」は全てが停車。東京-上越妙高間の所要時間は最短で1時間46分となり、利便性が向上する。地元の観光業界は、交流人口の拡大を見込む一方、首都圏との交通体系の変化に伴う負の影響への懸念も目立つ。
上越妙高駅周辺の代表的な観光は、春日山城など上杉謙信ゆかりの地を巡るものだ。春の「高田城百万人観桜会」、夏の「謙信公祭」、秋の「越後・謙信SAKEまつり」など、季節ごとに定番のイベントがある。
高田旅館組合の田中正人組合長(58)は「開業で県外からも来やすくなったので、宿泊客が増えることを期待している」と話すが、不安も隠さない。「ビジネス客の(首都圏からの)日帰りが可能になった」ことだ。従来は、東京から上越市までは上越新幹線と在来線特急を乗り継いで最短で2時間2分かかったが、北陸新幹線の開業で2時間を切り、確実に日帰り圏内になったからだ。
糸魚川駅周辺では延伸開業を機に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が指定した「糸魚川世界ジオパーク」の関連施設が整備された。
地元で旅行代理店を経営する片山佐一社長(67)は、「(地元から発信する)着地型観光としてジオパークサイトツアーをやっており、これから参加者が増えるだろう」と期待する。同時にストロー効果で人が都会に流れることへの警戒も強い。「ふたを開けてみて、こんなはずではなかったとなる心配がある。大都会にアピールできるツアーをつくりたい」と気を引き締めている。
新潟県全体でも延伸開業効果の取り込みを狙う。上越、北陸の二つの新幹線が走るメリットを生かそうと、県を挙げて、「上越-佐渡-新潟」の周遊観光を首都圏や関西圏で売り込む。
泉田裕彦知事は「県土百年の大計に関わること。首都圏、関西圏とのアクセス改善によって、いかに上越地域、佐渡との交流活発化や、事業者間の関係強化を図れるかが課題だ」と話している。
世界遺産の合掌造り集落「五箇山」=15日、富山県南砺市
北陸新幹線の延伸開業で「県民の半世紀近い悲願」(石井隆一知事)が実現した富山県。東京-富山間は最短2時間8分で結ばれる。例年は4月中旬から本格的な観光シーズンに入るが、今年は新幹線開業などで、「少し早めの観光客増」(県観光地域振興局)が起きている。
富山駅総合案内所の担当者は「駅は(昨年までの)ゴールデンウイーク(GW)以上のにぎわい」と延伸開業に目を見張る。関東からの訪問客が急増し、JR路線乗り放題の「レールパス」による外国人旅行者の姿が目立つ一方、関西、中部地方からの観光客は減少しているという。
米国から友人2人と観光で訪れたナサーニョ・ヘブロンさん(38)は富山駅前で、「東京以外の日本も見てみたいと思って来た。春スキーを楽しみたい」と笑顔を見せた。
北アルプスの観光名所「立山黒部アルペンルート」は4月中旬の開通に向けて除雪の真っ最中だ。バスやケーブルカーを運行する立山黒部貫光(富山市)の中林正勝総務課長(48)は、「新幹線開業は大きなチャンス。今年は観光客100万人を目指す」と意気込む。アルペンルートの標高2450メートル地点の室堂にある「ホテル立山」は、宿泊予約が昨年を上回り、GW期間は既にほぼ満室だという。
五箇山」に登場した新幹線の雪像=15日、富山県南砺市
砺波市チューリップ四季彩館では、毎年4月下旬~5月上旬に開催する花の祭典「となみチューリップフェア」(砺波市)に関する問い合わせが、首都圏を中心に例年より約2割増加。昨年12月から台湾で砺波をPRする「ようこそとなみキャンペーン」を展開するなど、海外客の取り込みにも力を入れる。坪田俊明館長(49)は、「今年からは繁体字のパンフレットも作った。より多くの方に訪れてほしい」とアピールする。
海中で光るホタルイカ漁を楽しむ観光船を催行する滑川市観光協会(滑川市)の担当者は複雑な気持ちだ。新幹線開業を受け今年は、例年より2週間ほど早く3月中旬から観光船をスタートし、首都圏を中心に多くの問い合わせを受けるなど関心は高い。しかし、観光船が限られるため、「予約は10日ほどでいっぱいになり、参加していただけない方も多くいた」と話す。
世界遺産に登録された合掌造り集落「五箇山」(南砺市)の保存団体関係者は、新幹線開業を歓迎しつつも、五箇山の観光地化が急速に進むことを危惧する。「建物、文化など、僕たちは一生懸命、五箇山の良さを守っていく」と決意を新たにしていた。