社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
*08:04JST 過熱感は意識されそうだが、売り込みづらい需給状況
[本日の想定レンジ]
20日NY市場は上昇。バイオ医薬品セクターでアルツハイマー病治療薬の臨床試験結果が好感されたことから買いが先行。昨日の下落を受けた買戻しが入ったことや、ユーロ安の影響で欧州企業の業績が上がるとの期待から欧州株が全面高となったことも好感され、終日堅調推移となった。ダウ平均は168.62ドル高の18127.65、ナスダックは34.04ポイント高の5026.42。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の19575円。
シカゴ日経225先物は高いところで19605円をつけているが、今回の配当落ち分は日経平均で110円超とみられているため、日経平均では19700円を捉えてくる可能性がある。今週は3月期末配当・権利取り最終日、および実質新年度相場入りを迎える。3月・9月期決算の配当取り最終日となる26日に向けては、配当志向の物色が強まろう。さらに新年度への期待から先高期待は強そうである。ボリンジャーバンドの+2σは先週末の段階で19670円辺りに位置している。過熱感は意識されそうだが、売り込みづらい需給状況か。19550-19750円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 19750円−下限 19550円
《TM》
*09:34JST 東京為替:ドル・円は119円99銭、クロス円取引に絡んだ円買いも
ドル・円は119円99銭近辺で推移。アジア市場の早朝にドルは119円82銭まで下げた。その後120円11銭まで戻したが、ドルはやや伸び悩んでいる。日経平均株価の上昇は想定の範囲内だが、株高を意識したリスク選好的な円売りは特に確認されていないようだ。なお、対円でのユーロ売りが観測されており、ドル・円の取引にも影響を与えているとの見方が出ているが、クロス円取引に絡んだ円買いのフローが多少入っているもよう。
■今後のポイント
・株安を警戒したリスク回避的な円買い増加の可能性低い
・ユーロ安一服を意識してリスク選好的なドル買い一巡も
9時25分時点のドル・円は119円99銭、ユーロ・円は129円77銭、ポンド・円は179円22銭、豪ドル・円は93円45銭で推移している。
《KO》
*07:39JST 20日の米国市場ダイジェスト:ダウは168ドル高、バイオ医薬品セクターでの臨床試験結果を好感
■NY株式:ダウは168ドル高、バイオ医薬品セクターでの臨床試験結果を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18127.65 終値 :5026.42
前日比:+168.62 前日比:+34.04
始値 :17961.13 始値 :5033.47
高値 :18197.29 高値 :5042.14
安値 :17961.13 安値 :5020.07
20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は168.62ドル高の18127.65、ナスダックは34.04ポイント高の5026.42で取引を終了した。バイオ医薬品セクターでアルツハイマー病治療薬の臨床試験結果が好感されたことから買いが先行。19日の下落を受けた買戻しが入ったことや、ユーロ安の影響で欧州企業の業績が上がるとの期待から欧州株が全面高となったことも好感され、終日堅調推移となった。ナスダックは5000ポイントを回復した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器を除いて全面高となっており、特に不動産や家庭用品・パーソナル用品の上昇が目立った。
医薬品のバイオジェン・アイデック (BIIB)は、アルツハイマー病治療薬の臨床試験で好結果を報告したことから急騰。スポーツ用品のナイキ(NKE)は、決算内容が好感され、堅調推移。住宅建設のKBホーム(KBH)は、決算において売上高の上昇が好感され、買われた。ネット小売のアマゾン(AMZN)は航空当局より配送ドローンの試験飛行を許可され、上昇。一方で、宝飾品のティファニー(TIF)は決算内容及び弱気の業績予想が嫌気され、下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は日中小幅上昇して推移していたものの、引けにかけて1%以上急落した。ダウ組み入れに伴うインデックスファンドの売買による影響が指摘されている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル・円は120円06銭、ギリシャ懸念を受けたユーロ売りは後退
ドル・円は121円04銭から119円90銭まで下落し120円06銭で引けた。ロックハート・アトランタ連銀総裁の「輸出への影響からドル高への懸念が上昇した」との発言やエバンス・シカゴ連銀総裁がドル高の影響を見直す必要性を指摘したため「米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを躊躇する」との見方が強まりドル売りが優勢となった。…
*09:36JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は162円高、欧米株式市場の上昇を好感
【日経平均は162円高、欧米株式市場の上昇を好感】
9時36分現在の日経平均株価は、19722.89円(前週末比+162.67円)で推移。日経平均は続伸で始まった。先週末の欧米株式市場の上昇が好感される格好となり、15年ぶりの19600円台に乗せてスタート。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>のほか、ROE10%以上を目指すと報じられたTDK<6762>が上昇。今期末7円配、来期以降自社株買いと報じられたスクリーン<7735>は5%超の上昇。業績下振れ観測が伝えられていたイオン<8267>は悪材料出尽くしとみられる動きに。そのほか、米国ではバイオジェンが、アルツハイマー病の治験薬に病気の進行を遅らせる効果が認められたことが好材料視され急伸。これを受けてエーザイ<4523>が買い気配スタートで最高値を更新。
セクターでは、その他金融、金属製品、食料品、証券、その他製品、卸売、機械、不動産、医薬品などが堅調。一方で、鉄鋼、海運、銀行が小安く始まった。
【ドル・円は119円99銭、クロス円取引に絡んだ円買いも】
ドル・円は119円99銭近辺で推移。アジア市場の早朝にドルは119円82銭まで下げた。その後120円11銭まで戻したが、ドルはやや伸び悩んでいる。日経平均株価の上昇は想定の範囲内だが、株高を意識したリスク選好的な円売りは特に確認されていないようだ。なお、対円でのユーロ売りが観測されており、ドル・円の取引にも影響を与えているとの見方が出ているが、クロス円取引に絡んだ円買いのフローが多少入っているもよう。
■今後のポイント
・株安を警戒したリスク回避的な円買い増加の可能性低い
・ユーロ安一服を意識してリスク選好的なドル買い一巡も
9時36分時点のドル・円は119円99銭、ユーロ・円は129円76銭、ポンド・円は179円24銭、豪ドル・円は93円45銭で推移している。
《KO》
大塚家具創業者とその娘によるプロキシーファイトが注目を浴びる中、創業者vs現経営陣&米投資ファンドでバトルを繰り広げている企業もある。それが、雪国まいたけ。銀行をも巻き込み、現経営陣の優勢が伝わるが一方で、インサイダー取引が疑われるやり取りも……。闇株新聞氏が不可解なTOBの実態をあぶり出す。
◆創業者を追い出すために画策された雪国まいたけのTOBにインサイダー疑惑浮上
(ブログ&有料メルマガ管理人「闇株新聞」氏)
2月23日に米投資ファンドのベインキャピタルが、雪国まいたけに対してTOBを行う「予定」であり、雪国まいたけはそのTOBを受け入れる「検討」をしているとのIRが出された。
翌24日には雪国まいたけの取締役会がTOBへの賛同を決議し、同日から4月6日までを買い付け期間としてTOBが開始された。予定通り自己株を除く全株を買い入れると88億円ほどの投資となる。
雪国まいたけの創業者である大平喜信氏は’13年11月に過年度の不適切な決算処理の責任を取って代表取締役社長を辞任したものの、資産管理会社を合わせて57%を保有する大株主の立場から経営に関与を続けてきた。
今回も大平氏の求めにより、新たな取締役を選出するための臨時株主総会の開催が裁判所から許可されていた。それではTOBは不可能のはずである。
ところが2月23日に大平氏と資産管理会社の持ち株を担保に融資していた第四銀行など6行が担保権を行使して全株を取得してしまい、同時に全株をベインキャピタルのTOBに応募すると発表してしまった。
何かとコンプライアンス上の問題がある創業者の大平氏が今後も雪国まいたけの経営に関与することは好ましくなく、ベインキャピタルによるTOBは好ましいとするのが一般的な報道だ。
ところがこのTOBには「とんでもない問題」がある。
まず、未公表のTOB銘柄を事前に買い付けることはインサイダー取引に該当する。冒頭に書いたTOBの公表が回りくどいのはここを回避するためと考えられるが、第四銀行ら6行は明らかに公表前の2月20日にTOBへの応募予約契約を締結している。
また、ベインキャピタルのような投資ファンドは、普通は自己資金が投資額の3割程度で残りは借り入れで賄う。問題はそこからで、TOBが成功するとこの借り入れはすべて雪国まいたけにツケ回され、雪国まいたけの自己資金や将来の現金収入から優先的に返済される。…