社会そのほか速
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JAL植木社長
関西-ロサンゼルス線就航セレモニーで挨拶するJALの植木社長 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月
関西-ロサンゼルス線が再開した20日、日本航空(JAL)の植木義晴社長は運休している関西-ロンドン線について、「今後、収支がしっかりと整う路線であれば、我々も前向きに考えていきたい」と、採算性を踏まえた上でロンドン線の再開も視野に入れています。
JALは景気低迷等の影響で2009年3月29日から関西-ロンドン線を運休しており、植木社長は「関西-ロサンゼルス線の後、財界からはロンドン線再開を大きな要望としていただいている」と打ち明け、「ただ、次の生産体制の準備もある。若干、ロンドンの方が現在確認しているところでは採算制で厳しいと思うが、そこは工夫していきたい。まずは、ロサンゼルス線を成功させて次を考える」と話します。
新関西会社安藤社長
欧米路線のネットワーク拡充に取り組む新関西国際空港会社の安藤社長 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月
欧米路線強化を目指す関西空港にとってロンドン就航は悲願であり、新関西国際空港会社の安藤社長は「JALにロサンゼルス線の次はロンドン線復活をお願いしている」と述べ、JALのほか全日空(ANA)もターゲットにして、そのほか主要なエアラインにも欧米線就航を積極的にアプローチしているという。
関西空港の北米路線は現在、JALのロサンゼルス線とユナイテッド航空(UAL)のサンフランシスコ線、計2路線。5月2日には、エア・カナダ・ルージュ(ACA)がボーイング767-300ERを投入しバンクーバー線(週5便)を開設。
欧州路線はフィンエアー(FIN)のヘルシンキ線、KLMオランダ航空(KLM)のアムステルダム線、ルフトハンザドイツ航空(DLH)のフランクフルト線、エールフランス航空(AFR)のパリ線、計4路線。ロンドンはJALの運休以来、未就航地となっています。
植木社長と安藤社長は、ロンドン線再開の前に「まずは、ロサンゼルス線」と述べ、JALの関西-ロンドン線再開はロサンゼルス線の採算が一つのカギとなりそうです。
*10:13JST イオンは堅調、業績下振れ観測も短期的な悪材料出尽くし感が先行
イオン<8267>は堅調。前2月期経常利益は1500億円程度になり、前期比15%減少したもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は2000-2100億円であったが、一転して2期連続での減益となっている。ただ、第3四半期までの実績から下振れは想定線、市場予想は1370億円程度であり、コンセンサスは上回る状況に。短期的な悪材料出尽くし感とも受け止められる形のようだ。
《KO》
*10:07JST スクリーンは大幅続伸、株主還元姿勢を評価する展開に
SCREENホールディングス<7735>は大幅続伸。今期末の配当金を従来の5円から7円に引き上げると発表している。前期実績からは4円の増配となる。また、来期からは「連結総還元性向」で25%を目標としていく方針。増配に加えて自社株買いなども検討していくもよう。野村では、会社の体質変化に対する期待度が上昇するとして、投資判断を「バイ」に格上げ、目標株価を1028円にまで引き上げているようだ。
《KO》
*10:00JST 日経平均は19700円台を回復、主力株主導での上昇に
10時00分現在の日経平均株価は、19708.59円(前週末比+148.37円)で推移。先週末20日の欧米株式市場の上昇が好感され、日経平均は約15年ぶりに19700円台を回復。大型株指数の上昇が目立つなど、主力株主導での上昇になっている。売買代金上位では、エーザイ<4523>が急騰しているほか、トヨタ<7203>やソニー<6758>、DeNA<2432>、ソフトバンク<9984>、任天堂<7974>などが上昇。その一方、OLC<4661>、三井住友FG<8316>、ファナック<6954>、楽天<4755>、花王<4452>などが下落。セクター別では、医薬品、その他金融、ガラス土石、鉱業、卸売業などが上昇する一方、海運、銀行、鉄鋼、パルプ紙、サービス業などが下落している。
《KO》
週明け23日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=120円近辺で取引された。
午前10時現在は、前週末比89銭円高ドル安の1ドル=119円91~92銭。ユーロは76銭円安ユーロ高の1ユーロ=129円64~65銭。
米国の長期金利が低下し、日米の金利差縮小を反映した円買いドル売りが優勢だった。
市場では、米国の利上げ時期が遅れるとの見方が広がっており「予想以上にドル売りが進んだ」(外為ブローカー)との声があった。