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「ふく」が耳になります…福島で保護、聴導犬に

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「ふく」が耳になります…福島で保護、聴導犬に

「ふく」が耳になります…福島で保護、聴導犬に 東京電力福島第一原発事故で避難指示区域となった福島県大熊町で保護され、NPO法人聴導犬育成の会(神奈川県鎌倉市)に引き取られた中型犬「ふく」(3歳、雄)が聴導犬としての一通りの訓練を終え、同会が利用者を募集している。

  松田治子代表(66)が「人が大好き。いいパートナーになれる」と太鼓判を押す犬で、名前には「福島出身」「幸福に」との意味が込められている。

  「チリン、チリン」。後ろから近づいてくる自転車のベルの音にふくが反応し、隣にいる松田代表の腰をタッチした。「えらいね。よくできました」。松田代表が優しく頭をなでると、ふくもうれしそうにしっぽを振る。目覚まし時計が鳴れば、ほえずに前脚で布団をひっかいて起こしてくれる。

  ふくは2011年10月、原発事故で町民が避難した大熊町の山林で、生後約1か月で見つかった。当時、寒川町にあった動物保護団体「UKCJAPAN」(現・福岡県)に保護され、翌年3月、聴導犬候補を探していた聴導犬育成の会に引き取られた。

  人なつっこい性格で、初対面なのにトレーナーの渡辺幸子さん(27)の顔をペロペロなめた。松田代表は「適性がある」と直感したという。

  同会に来た当初は体調を崩したこともあったが、その後はすくすくと成長し、訓練を楽しそうに受けた。あれから3年。現在の体重は14キロに。毎日の訓練をこなしながら、3日には東京都内の小学校で聴導犬の仕事を紹介するイベントに参加した。児童たちに触られても嫌がらず、相変わらずの人なつっこさを見せた。

  「音に対する反応がよく、人やほかの犬に対する攻撃性がない。指示がなくても自ら音を聞き分けて判断する能力もある」と松田代表は目を細める。ただ、聴導犬としてはやや大きいため、利用者は体力のある男性か若者が望ましいという。

  ふくは利用者との合同訓練を行った後、認定試験に合格すれば正式な聴導犬となる。貸し出しは無償。

  松田代表は「早く相性のいいパートナーを見つけ、大熊町の人たちが避難している会津若松(福島県)へ報告に行きたい」と話している。(岩島佑希)

  ◆聴導犬=聴覚障害者に日常生活で必要な音を知らせる犬。玄関のチャイムや電話、火災報知機などの音を聞き分ける。厚生労働省によると、2月1日現在、全国の聴導犬は57頭しかおらず、県内では3頭が実働している。2002年に施行された身体障害者補助犬法では、公共施設や交通機関、飲食店などが、聴導犬などの同伴を拒んではならないと定めている。

          ◇

  聴導犬育成の会(0467・32・4042)は1990年、聴導犬育成の費用を集める「聴導犬育成基金の会」として発足。96年に現在の名称に変更し、育成活動を始めた。これまでに5頭が聴導犬に認定され、東京や神奈川、中国・北京などの聴覚障害者に無償で貸し出された。聴覚障害者に対する貢献が評価され、今年度の県バリアフリー街づくり賞を受賞。4日に県庁で表彰式が行われる。

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