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就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第29弾では、履歴書・エントリーシートで押さえるべきことについて聞いた。
◆履歴書・エントリシートで押さえて置くべきことは何でしょうか?
履歴書・エントリーシートで押さえておくべきことですが、まずは大前提として誤字脱字は0にすることですね。そんな小さいことと思うかもしれないですが、それだけで志望度が低いと思われてしまう可能性もあります。
会社の規模にもよりますが、人気の会社ともなると、1人の人事や選考担当者は1日に数十枚、数百枚の履歴書・エントリーシートに目を通すわけです。目を通すだけでも大変な作業なわけですから、誤字脱字があるとそれだけでマイナスな印象を与えてしまうのです。ですので、最低限のマナー、選考官の心象を悪くしないために誤字脱字をなくすようにしましょう。
では、本題の履歴書・エントリーシートで押さえておくべきポイントについてですが、面接を意識すること、もっというと面接間をイメージして書くことを決めることですね。多くの人は、履歴書・エントリーシートを通過するために前提として書いた誤字脱字や文章構成など、内容よりも形式にばかり意識がいっています。
しかし、履歴書・エントリーシートはそれのみで合格が決まるものではなく、必ずその先に面接が控えているものです。ですので、必ずその先の面接をイメージする必要があります。たとえば、「そのエピソードに自分のアピールしたい個性が見えるのか?」や「そのエピソードからその会社で働いているイメージが沸くのか?」などです。
それに加えて、同じエピソードでも「抽象的に書くのか(全体について書くのか)」や「具体的に書くのか(その中の一部を切り出して書くのか)」などによっても、選考官が持つイメージや面接の流れは変わるものです。もっと言うと、面接官の質問のしやすさや、学生の答えやすさなども違ってくるでしょう。ただ、いきなりベストのものを作れるものでもないので、面接後に面接選考を振り返ってもらい、少しずつでも履歴書・エントリートの内容を変えてよくとよいでしょう。
履歴書・エントリーシートしかり、面接しかり、一発でいいものにはならないものです。最近の学生は複数社の選考を受験するのが当たり前になっていますから、それを上手に活用し少しずつよいものを作っていってもらえればと思います。…