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ウニやアワビの密漁横行、逮捕されても刑罰軽く

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ウニやアワビの密漁横行、逮捕されても刑罰軽く

 ウニやアワビの密漁横行、逮捕されても刑罰軽く

 山口県沖の瀬戸内海や日本海で、ウニやアワビなどの密漁が後を絶たない。現行犯での逮捕が難しく、逮捕されても罰金刑で済むなどの問題が背景にあるようだ。

  「雇用主から『捕まっても罰金は俺が面倒を見る』と言われていた」。1月、山口地裁での公判。県沖の瀬戸内海でカワハギを密漁したとして漁業法違反などに問われた男は、常習的な密漁の実態を語った。逮捕を覚悟のうえでの密漁だったが、2月に出た判決は、罰金30万円、1年以下の懲役に執行猶予が付いた。

  瀬戸内海の周防灘や伊予灘には、無許可で潜水器漁業を行う密漁グループが、四国などから毎晩のように現れる。県水産振興課によると、密漁船は夜、姿を隠すために無灯火で航行し、漁をする。県や海上保安部の取締船に気づくと、時速約100キロの猛スピードで逃走。取締船に向けて強い光を照射し、追跡を妨げることもあるという。

  密漁グループが狙うのは、ウニやアワビ、サザエ、ナマコなど。保護対象になっている産卵期のナマコや、漁業者らが一つ90円ほどで稚貝を購入して放流しているアワビまでも奪う。

  密漁された魚介類であっても、仲買業者が「(密漁品かどうか)知らない」と言えば確認しようがなく、市場で取引される。安価な漁獲物が大量に持ち込まれると価格が大きく変動するため、漁業者らにとっては死活問題となる。

  県によると、密漁によって少なくとも年間約3億円相当の水産資源が県沿岸から持ち去られている。県は密漁グループの拠点港を把握しているが、それ以外にも密漁船がいるとみられ、担当者は「実際の被害額はこの2、3倍に上るのではないか」とみている。

  防府市沖で漁を行う漁業者らは、一帯のナマコを守ろうと、2013年から夜間に自警船を出している。乗り込んでいる男性(68)は「一度被害に遭うと、ナマコが全然いなくなってしまう。軽油代などを国の補助金で賄っているが、交付期限は来年5月まで。交付が途絶えれば、自力で続けていくしかない」と語った。(内山真理恵)

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