社会そのほか速
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「1票の格差」が最大2.13倍だった昨年12月衆院選の区割りは違憲として、弁護士グループが全295選挙区の選挙無効を求めた訴訟で、広島、山口両県の計11選挙区についての判決が24日、広島高裁であった。野々上友之裁判長は「選挙価値の平等を制限した『違憲状態』の区割りだった」と判断したが、「合理的期間内に是正がされなかったとは言えない」と述べ、無効請求は棄却した。
全国14高裁・支部で計17件起こされた昨年衆院選の無効訴訟の判決では、これまでに違憲状態2件、合憲1件が出ていた。24日午後には、仙台高裁秋田支部でも判決がある。