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米航空宇宙局(NASA)は日本時間の6日夜、宇宙探査機「ドーン」が火星と木星の間にある準惑星「ケレス」の周回軌道に入ったと発表した。探査機が準惑星の周回軌道に乗るのは初めてという。
NASAジェット推進研究所によると、ドーンは日本時間6日午後9時39分、ケレスから約6万1000キロの距離で準惑星の重力に捕獲された。
ドーンは2011~12年には同じ小惑星帯にある大型小惑星「ベスタ」に接近して観測を行っており、今度は1年4カ月かけ、ケレスの詳細な観測に挑む。
ケレスは直径950キロで、この小惑星帯では最も大きな天体。巨大な木星の重力の影響で惑星に成長できなかったと考えられ、観測によって約45億年前に太陽系が誕生した過程の研究が進むと期待される。
同研究所で計画責任者を務めるマーク・レイマン氏は「ケレスは1801年に発見されて以来、惑星とされ、小惑星となり、さらに準惑星として知られるようになった。そして490億キロ、7年半の旅を経て、ドーンの『家』になった」と話した。