社会そのほか速
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同機は訓練飛行中で、教官を務めていた機長の3等海佐(30歳代)、訓練生の2等海曹(20歳代)のほか、後部座席には3等海佐(40歳代)が搭乗していた。自衛隊と鹿児島、宮崎両県警は、不時着したか遭難した可能性があるとみて、両県境の山間部を中心に捜索したが、濃霧のため午後9時までに打ち切った。13日朝から捜索を再開する。
同基地の発表によると、ヘリは鹿児島県上空で訓練するため、12日午前9時19分、鹿屋基地を離陸。同11時5分頃、県北部の伊佐市上空で「飛行先の天候が不良のため、(宮崎県)えびの市などを経由して戻る」との無線交信を最後に連絡が途絶えた。同7分頃、伊佐市に隣接するえびの市上空で、航空自衛隊の管制レーダーから機影が消えたという。
ヘリは同11時半頃に基地に戻る予定で、午後0時20分頃まで飛行可能な燃料を積載。救難信号は出ておらず、当時誰が操縦していたかはわかっていない。3人の携帯電話もつながらない状態だという。
教育航空隊は訓練生を含めて約250人が所属し、海自唯一のヘリ搭乗員の教育養成部隊。同機は全長9・4メートルで、定員4人。2004年に訓練機として配備された。飛行前の点検で異常は見つからなかった。機長は飛行時間約2500時間の経験があった。