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6日午前10時50分ごろ、三重県紀北町紀伊長島区島原の山中に、「新日本ヘリコプター」(本社・東京都)のヘリが墜落した。同県警などの調べでは送電線に接触したとみられ、現場から機長の阿河(あが)吉文さん(53)=愛知県北名古屋市=と、整備士の藤本祐毅さん(41)=千葉県市川市=の2人の遺体が見つかった。国の運輸安全委員会は7日朝から県警とともに現場で実況見分を行い、事故原因の調査を始める。
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事故を受けて新日本ヘリコプターの栃木宏光社長が6日、国土交通省で会見し、当時の状況や操縦士の経歴などについて説明した。
栃木社長は冒頭、事故によって発生した停電について陳謝。乗員2人の死亡が確認されたことについて「痛恨の極み」と述べ、「関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。
同社によると、操縦していた阿河さんは、事故が起きた現場での作業が始まった昨年以降、交代で何度も飛行しており、勤務実態や当日の体調にも問題はなかったという。【佐藤賢二郎】