社会そのほか速
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兵庫県洲本市の5人刺殺事件で、殺人容疑で送検された無職、平野達彦容疑者(40)について、神戸地検が精神鑑定を実施するための鑑定留置を請求する方向で調整を始めたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。事件当時の刑事責任能力について調べる。
捜査関係者によると、平野容疑者は県警の取り調べに「裁判になるまで話さない」などと供述。事件について黙秘し、意味の分からないことを話すこともあるという。一方、平野容疑者は、被害者家族の1人とトラブルとなった2009年夏以降に、インターネット上で被害者らを一方的に中傷する書き込みを始めていた。
こうした状況から、地検は事件当時の精神状態を調べる必要があると判断したとみられる。
平野容疑者は10年12月、被害者家族の写真を無断でネット上に掲載したうえで中傷したとして名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された。言動に不自然な点があり、保健所を通じて精神科病院に強制入院となり、入退院を繰り返した後、13年秋に退院していた。