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自民党憲法改正推進本部事務局長の礒崎陽輔首相補佐官は22日、大分市で講演し、憲法改正について「一番テーマになっているのは緊急事態条項だ。そういうことをまずやっていきたい」と述べ、大規模災害時などに首相にさまざまな権限を与える「緊急事態条項」を、最初の改憲項目として発議する考えを示した。
2011年の東日本大震災発生時に、「憲法上の規定がなかったことで政府の対応が遅れた」との見方がある。礒崎氏は「どこの国の憲法にもある条項だ。震災などに法律の範囲内で首相に権限を与え、対処すべきだ」と強調した。
礒崎氏はまた、「最初は多くの国民の賛同が得られるところで(改正すれば)いい。その後、9条や改憲手続きなど、少し難しい問題もやりたい」と説明。最初の改憲で国民の抵抗感を払拭(ふっしょく)してから、9条改正などに取り組む「2段階論」を主張した。【青木純】