社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
三重県桑名市で2003年8月、7人が死傷したごみ固形燃料(RDF)発電所の爆発事故で、設計や管理を担当した富士電機(東京都品川区)と県が、互いに損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、津地裁であった。坪井宣幸裁判長は同社に約19億600万円の支払いを、県に約7億8300万円の支払いを命じた。
1260年以上、一度も途絶えることなく続いてきたという、東大寺の「お水取り」。厳寒の奈良で行われる法会に引かれて、毎年のように訪れる女性たちも増えている。
3月とはいえ、震えるような寒さの東大寺二月堂(奈良市)。深夜の暗闇の中に、灯火の光が浮かび上がり、練行衆(れんぎょうしゅう・修行僧)の姿が影となって動いていく。声明(しょうみょう)が始まると、堂内の空気は振動で震え、寒さをこらえて待っていた聴聞の人々を包むように響く。
「幕に映る影から、内側での行(ぎょう)を想像したり、声明や物音に耳を澄ませたりしていると、感覚がするどくなる気がします。だんだんとトランス状態になるような(笑)。日ごろの会社や家でのストレスも消え、非日常の中で、自分の心まで清められていく感じがするんです」と話すのは、東京在住の会社員えりさん(52)。古都・奈良に春の訪れを告げる行事として知られる東大寺・修二会(しゅにえ)(旧暦2月に行われる法会(ほうえ)=仏法行事、通称「お水取り」)を毎年聴聞するようになって10年以上になる。
お水取りといえば、火の粉を振りまきながら運ばれる「お松明(たいまつ)」が有名だが、堂内で行われる深夜の行を聴聞する女性も増えているのだ。
「お水取りは宗教儀式ではありますが、パフォーマンスとしても、とても優れていると思います」(えりさん)
お水取りは春迎えの法会であり、世界平和、人々の幸福を願うもの。2月中旬から精進潔斎(しょうじんけっさい)が始まり、3月1日から2週間、二月堂での本行が行われる。その間、正午から夜半過ぎまで行が続くのだが、闇の中に松明や灯火といった光が使われ、声明、五体投地、所作によって起こる足音などが響く。燃える杉の葉や香(こう)のかおり、皮膚に感じる炎の熱などが五感を呼び覚ますのだ。
「夜、修行僧の方々が上堂するときの様子は、沈黙の中を松明の光や匂いが先触れとなって描かれる、絵巻物を見るように美しいんです」と話すのは、東大寺にほど近い場所に住む永本啓子さん。
京都から毎年通う岩井敏子さんもこう話す。
「最初はお松明を見るだけだったのですが、局(つぼね・お堂の周囲の畳敷きの部分)にあがってうかがう声明や錫杖(しゃくじょう)の鈴の音などが素晴らしくて。達陀(だったん)などの行も印象的ですし、知れば知るほど、奥が深いんです」
※AERA 2015年3月16日号より抜粋
最大2.13倍だった「1票の格差」を是正せずに実施された昨年12月の衆院選は違憲として、升永英俊弁護士らのグループが全295選挙区の選挙無効を求めた訴訟で、関東甲信越地方と静岡の計11都県109選挙区についての判決が19日、東京高裁であった。大段亨裁判長は「憲法の投票価値の平等要求に反する状態に至っていたとは言えない」として選挙は合憲と判断し、請求を棄却した。
昨年の衆院選をめぐっては、二つの弁護士グループが全国14高裁・支部に計17件の選挙無効訴訟を起こしており、最初の判決だった。
■原油価格の下落で揺れるカナダの国内経済
外国人観光客が急増している。日本政府観光局(JINTO)によると、2014年の訪日観光客数は1341万人で過去最高を記録。前年と比べて約3割も増えており、20年の東京五輪までは右肩上がりが続きそうだという。また、消費増税や円安で動きが鈍かった海外向けの渡航にも、明るいニュースがある。
原因は、原油価格にある。原油価格の代表的な指標である「WTI原油先物」は11年4月から徐々に下落し、今年2月には約半分になった。日本人渡航者にとっては航空料金に上乗せされる「燃油サーチャージ」が、原油価格に合わせてじわじわと下落。渡航時のおトク感は増している。
対して、原油産出国にとっては世界経済の成長鈍化で需要が減っており、原油価格の低下は大きな痛手だ。
なかでもカナダは、農林・水産の一次産品とエネルギー分野で輸出の約5割を占める。原油価格に加え、昨今は農産物を含めた国際商品指数の代表であるCRB指数も低下しつつあり、市場ではカナダドルの売りが進んでいる。
「今後の世界経済の動向にもよりますが、エネルギー関連の需要が伸びない間は、カナダドルは安く推移しそうです」(上田ハーロー森宗一郎さん)
■ロッキー山脈、ナイアガラの滝だけじゃない!「お買い物目的」の渡航者も
同じ原油安でも、国の経済構造によってメリットとデメリットがあるわけだが、先述のカナダにはカナダドルの下落もあり、日本を含むアジア諸国からの旅行者が急増している。
さらにカナダに向かう渡航者の目的には、変化が見られるようになってきたという。
「以前はカナディアン・ロッキー、ナイアガラなどの大自然が目的でしたが、最近はトロントやバンクーバーに大型商業施設も増えており、お買い物デスティネーションの側面も出てきました」(日本旅行広報室矢嶋敏朗さん)
例えばカナディアン・ロッキーで有名なアルバータ州は、たばこと燃料以外には州税(PST)がかからないこともあり、自然と買い物が同時に楽しめるエリアでもある(別途連邦税[GST]は必要、宿泊費には宿泊税5%が課せられる)。またカナダ周遊と多く組み込まれる米国と比較をしてみると、3月16日現在の為替レートでは、アメリカドル121円に対し、カナダドルは95円。このレートで、カナダの人気の化粧品ブランド「MAC」の公式サイトにおける「リップスティック」の価格を比較すると、日本では税込3132円に対してアメリカは16USドル(1936円)、カナダは19カナダドル(1805円)。…
19日午後4時ごろ、東京都千代田区の帝国劇場の舞台でセットが倒れた。負傷者が出ているもよう。重傷者が1人いるとの情報もある。警視庁や東京消防庁が状況を調べている。