社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
大阪に本社を置く東洋ゴム工業が地震対策の免震ゴムでデータ偽装をしていた問題で、大阪府枚方市で建設中の消防本部庁舎にも問題の装置が設置されていることがわかりました。
問題の免震ゴムが設置されていたのは、大阪・枚方市の建設中の枚方寝屋川消防組合消防本部の新しい庁舎です。
この問題は、東洋ゴム工業が製造・販売した免震装置に国の基準を満たしていない製品が見つかったもので、新庁舎は今年5月に完成し、7月に運用を開始する予定ですが、問題の免震ゴムが19基設置されているということです。
「絶対あってはならないことですし、こんなこと基本的にありえないと考えていた。大地震が起きたときに、この庁舎自体が潰れるようなことがあれば、全く機能しないということになる」(枚方寝屋川消防組合 森本祐司消防監)
問題の装置が使われている建物は18の都府県に55棟あるとのことで、東洋ゴムは今後1か月かけて建物の安全性を確認し、問題があれば免震ゴムを交換するとしています。(15日17:35)
大阪府豊中市の池で、近くの障がい児施設から行方不明になっていた6歳の男の子の遺体が見つかりました。
午前11時半ごろ、豊中市の服部緑地にある新宮池で男の子が浮いているのを通行人が見つけて通報しました。警察によりますと、男の子は先月28日に近くの障がい児支援施設から行方不明になっていた疋田逞大君(6)と確認されました。行方不明になった日と同じ服装で、死後数日たっているとみられ、目立った外傷はないということです。
「早く見つけてあげられなかった。申し訳ない、すみませんという気持ち」(疋田君が通っていた施設の施設長)
疋田君が見つかった池は施設からおよそ70メートル離れたところにあり、警察は池に転落したとみて詳しい状況を調べています。(15日17:33)
安倍晋三首相は15日、第3回国連防災世界会議に合わせて来日したカンボジアのフン・セン首相ら5カ国の首脳と仙台市で会談した。フン・セン首相とは、両国間の定期直行便の開設、観光客らの査証(ビザ)免除を早期に実施することで一致した。また、中国の海洋進出を念頭に南シナ海での国際法順守の必要性などについても協議した。
首相はこのほか、ジンバブエ、タンザニア、ミクロネシア連邦、キリバスの首脳と会談し、国連安保理改革などについて意見交換した。【高橋克哉】
仙台で行われている国連防災世界会議で、中国の閣僚としてはおよそ3年ぶりに来日した李立国民政相が、山谷防災担当大臣と会談をしました。
日中関係の悪化により、中国の閣僚の来日はおよそ3年間途絶えていました。両国の間では、去年11月の日中首脳会談以降、関係改善に向けた対話が進められています。
ともに防災を担当する日本の山谷大臣と中国の李立国民政相は、会談の中で、両国間で防災分野での協力をしていくことなどを確認したということです。
一方、2日間のいわゆる「マラソン会談」で10か国の首脳と会談した安倍総理は、カンボジアのフン・セン首相との会談で、道路改修のため、192億円の円借款を行うことを表明しました。(15日16:30)
護憲派の市民団体「九条の会」は15日、東京都内で集会を開き、呼び掛け人でノーベル賞作家の大江健三郎さんが「戦争を起こさない努力をしなければならない。今の首相に期待は全くできない」と安全保障法制の整備を進める安倍政権を批判した。
集会には全国で活動する会員約450人が参加。「憲法9条は絶体絶命のピンチ」と危機感を訴える声のほか「若者にアピールできていない」と活動の課題を指摘する意見も出た。
呼び掛け人の作家沢地久枝さんは「(昨年7月の集団的自衛権行使を容認した)閣議決定以降、首相の一存で事が決まるという動きが露骨だ」と強調した。