社会そのほか速
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振り込め詐欺などの特殊詐欺で、地方の高齢者を狙った手口として、東京にいる親族を装って金銭を無心し、羽田空港に呼び寄せてだまし取る事件が今年に入り相次いでいることが14日、分かった。犯人にせかされて飛行機に乗り、冷静さを取り戻す間もなく大金を失う高齢者。警視庁は注意を呼び掛けている。
警視庁によると、首都圏を拠点とする詐欺グループが、新幹線などで高齢者を東京に来させる「上京型」の手口は、昨年から目立ち始めた。今年に入り「飛行機で羽田」というパターンが初めて確認されたという。
3月4日までに未遂も含め12件あり、総額2510万円の被害が出た。
茨城県警は14日、水戸署地域課の巡査部長、岩間克則容疑者(58)=同県那珂市菅谷=を脅迫とストーカー規制法違反の両容疑で逮捕した。
容疑は1月8日〜3月10日、元交際相手でパート従業員の女性(58)に「恥ずかしい写真をばらまく」とメールを送信して脅迫したほか、女性の自宅周辺で見張ったり、つきまとい行為をしたりしたとされる。岩間容疑者は「女性と話がしたかった」と容疑を認めているという。
県警監察室によると、2人は十数年前から交際していたが、昨年12月に別れた。今月10日に女性が県警の相談窓口に「知り合いからストーカー行為を受けている」と電話し、発覚した。
県警の風見和幸首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。【松本尚也】
大阪市浪速区で交通取り締まり中の警察官(50)が急加速した車にはねられ死亡した事件で、乗り捨てられていた黄色い軽乗用車のナンバーが付け替えられ、車内から車検証と自動車損害賠償責任保険の書類の写しがなくなっていることが14日、捜査関係者などへの取材で分かった。
浪速署捜査本部は、犯人が車の所有者の発覚を遅らせたり、追跡を免れようとしたりして工作したとみている。
捜査関係者によると、車はレンタカーで、大阪市平野区内の駐車場で乗り捨てられているのが見つかった。当初は「堺」ナンバーだったが、発見された際には「なにわ」に変わっていた。
意外に知られていない、生命保険料の算定の背景。そこには、医師にも引けをとらない難関資格「アクチュアリー」の存在がある。
とかく複雑、難しいといわれる生命保険は、「アクチュアリー」というリスク算定の専門家によって設計されている。一般にはあまりなじみがないが、医師や弁護士に勝るとも劣らない難関資格で、海外では人気の高い職種だ。商品設計のほか、保険金の支払いに備える責任準備金の評価なども行う。
ライフネット生命でアクチュアリーを務める岸本巌さんは「国の統計のほか、日本アクチュアリー会が各保険会社の実績を集約した『標準生命表2007』などを基に保険料を算定しています」と言う。
簡単な例として、35歳の女性が1年以内の死亡時に保険金1千万円を受け取れる保険を設計するとしよう。標準生命表2007によると、35歳女性の年間死亡数は10万人あたり69人。総支払い額は6億9千万円と計算できる。一人あたりの年間保険料は6億9千万円÷10万人=6900円だ。
こうした基本的な計算に、人件費や宣伝費、事務所費用などの運営経費を乗せ、世代特性や社会の流れも勘案する。年配者向けの保険なら、“長生きリスク”も考慮する。
「最近は長期入院が減っていますが、長生きすれば入院の可能性は増えます。入院リスクと長生きリスクの因果関係を考慮しながら保険を設計します」(岸本さん)
※AERA 2015年3月9日号より抜粋
埼玉県川口市並木のマンション一室で女性の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課などは14日、遺体の頭部に外傷があったことなどから、殺人事件と断定し、川口署に捜査本部を設置した。
捜査本部によると、死亡していたのはこの部屋に住むパート従業員園田明子さん(59)。寝室のベッドと壁の間で、頭から血を流して横たわっていた。
同居している20代の娘は11日に相談のため同署を訪れた際、「3日ごろから母親が行方不明になっている」と話していた。室内に争ったような様子はなかった。
園田さんは娘と2人暮らし。娘は3日朝に出勤する際、園田さんに見送られて以降、姿を見ていないと話しているという。