社会そのほか速
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北陸新幹線開業に伴い、JR東日本は14日、新潟駅(新潟市)と上越妙高駅(新潟県上越市)をつなぐ在来線特急「しらゆき」の運行を新たに始め、新潟駅で出発式を開いた。
曇り空の下、ホームでは多くの鉄道ファンが、「頑張れ」「行ってらっしゃい」と声援を送った。午前7時36分に駅長の合図で動きだすと、一斉にカメラのシャッター音が響いた。
しらゆきは新潟―上越妙高間を1日5往復し、このうち始発を含む2往復分は新井を発着する。北陸新幹線に乗り継げば、新潟―金沢が約3時間10分で結ばれる。
13日午後11時25分ごろ、埼玉県川口市並木のマンション一室で、女性が死亡しているのを県警川口署員が発見した。県警は住人の女性(59)とみて、事件の可能性も視野に捜査を開始した。
同署によると、女性の20代の娘から11日、「母親が行方不明になっている」と届けがあった。娘は女性と2人暮らしで、署員が娘と一緒に自宅を訪問したところ、遺体があった。同署は娘から詳しく事情を聴くとともに、死因などを調べる。
天皇、皇后両陛下は13日、第3回国連防災世界会議の出席と東日本大震災の復興状況視察のため、空路で宮城県に入られた。
この日は、岩沼市の人工防潮丘「千年希望の丘」を訪問。津波襲来時の避難場所として震災がれきを埋設して整備した丘で、近くには同市の震災犠牲者155人の名前が刻まれた慰霊碑がある。両陛下は冷たい雨が降る中、傘も差さずに慰霊碑の前に進み、白菊の花を供えられた。
さらにバスで周辺の整備状況を視察。天皇陛下は、丘の高さや機能を質問され、皇后さまは、丘のあずま屋が非常時のテントになるとの説明に「幕が張られると寒さがしのげますね」と安心したように話されたという。
その後、天皇陛下は仙台市のホテルで、同会議で来日したトルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領と会見された。陛下が皇居の外で外国の元首と会見されるのは初めて。東京で日程の調整がつかなかったためだという。
大阪市議会は13日夜の本会議で、市を廃止し特別区に分割する「大阪都構想」の協定書(制度案)を橋下徹市長率いる大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決、承認した。17日に大阪府議会でも採決、承認され、1956年の制度創設後初めて、政令指定都市の存廃を問う市民対象の住民投票が5月17日にも実施される見通し。
住民投票で賛成多数の場合、2017年4月1日に五つの特別区が設置される。橋下氏は都構想を推進する理由を「府市の二重行政を解消し、住民自治を拡充する」と説明。
住民投票で否決されれば、橋下氏は12月の市長任期を満了した上で政界を引退すると明言している。
一般会計総額が96兆3420億円と過去最大の2015年度予算案は13日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。参院では16日から予算委で審議入りする予定。与党は年度内成立を断念し、4月上旬の成立を目指している。
予算案は社会保障費が14年度当初より約1兆円増え、初めて31兆円台に達した。安全保障を重視する安倍政権の姿勢を反映し、防衛費は3年連続の増額で5兆円に迫る水準になっている。
自民党の平口洋氏は本会議での賛成討論で「15年度予算案は景気回復の兆しをより確かなものとし、地方に広く早く行き渡らせることを目標にしている」と強調。民主党の小川淳也氏は「格差に立ち向かう熱意がまったく感じられない」と反対討論した。
本会議に先立ち、衆院予算委員会は15年度予算案の締めくくり質疑を行い、安倍晋三首相は「賃金や地方のみなさんの所得で実感できる経済をつくっていきたい」と述べた。予算委は自民、公明両党の賛成多数で予算案を可決した。維新の党と共産党がそれぞれ提出した予算案の組み替え動議はいずれも否決された。【水脇友輔】