社会そのほか速
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鳩山由紀夫元総理が政府の自粛要請を振り切って、ウクライナ南部のクリミア半島を訪ねたことについて、民主党の枝野幸男幹事長は11日、「昨日の私名でのコメントの通りであります」と厳しい表情で、鳩山元総理の行動に対する受け止めを記者団に聞かれ、コメントを突っぱねた。総理経験者がロシアの査証でクリミア入りすればロシアに利用される恐れも懸念していただけに、枝野幹事長にとっては心中穏やかではない。
記者団が再度聞いた質問にも、枝野幹事長は「ま、コメントの通り」と答えるのみ。余分な言葉を発することなく、鳩山元総理の行動は党とは全く関係ないとの意識を強く伺わせた。
枝野幹事長は10日の会見で「軽率とのそしりは免れない」と鳩山元総理のクリミア訪問を非難していた。また「総理経験者がロシアの査証でクリミアを訪問することは、日本の立場について誤解を与え、ロシアに利用されるおそれもある」と強い懸念を示した。そのうえで「民主党は関知しない」と一切かかわらない姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)
維新の党は東日本大震災から4年を迎えた11日、「しっかりとした対策、法案を打ち出し、復興に全力をあげることを誓う」との談話を発表した。
談話では「復興の道は遠く、原発事故も収束していない」とし「平成23年度から5年間を集中復興期間として、25.6兆円という巨額の国費を用意しながら、未だ23万人が避難生活を余儀なくされている」と指摘。
「住環境の面では災害公営住宅の建設が立ち遅れ、職の面では地域を支える主力産業である水産業、食品加工業、観光業を中心に、原発事故による風評被害も重なって未だ再生に程遠い状況にある」と復興に厳しい状況が続いているとしている。
そのうえで維新の党は「多額の復興予算が使われず、国庫に残ったままになっていることが明らかとなった」との談話に盛り込み「多角的な観点から責任ある議論を重ね、復興に全力をあげる」としている。
維新の党は「仮設住宅での長期間の生活を余儀なくされ心の病を患っている方も増えており、医療面でのケアも必要不可欠」と心のケア対策も重要としている。(編集担当:森高龍二)
◆札幌 曇り一時雪
◆秋田 雪時々やむ
◆仙台 曇り
◆新潟 風雪強い
◆東京 晴れ
◆名古屋 晴れ
春の風物詩ともいえる花粉症。一昔前は、マスク着用の人たちは冬季にしか見られなかった。それが、今では春になっても街にあふれている。日本では花粉症の主原因は、スギの花粉だとされている。そこでスギ花粉が多く飛散する春には、外出をためらう人も少なくない。
あまりにも深刻化する花粉症に、行政も対策に乗り出している。なかでも、トップ自らが号令をかけて花粉症撲滅に着手したのが東京都だ。きっかけは2005年、当時都知事だった石原慎太郎氏の鶴の一声だった。石原氏は公務で多摩地域を訪問したとき、花粉症を初めて発症し、花粉症撲滅を宣言した。
「行政が花粉症対策をしているというと不思議に思うかもしれませんが、例えば、大気汚染や水質汚染といった環境問題で行政は動きます。実際に花粉症で都民から困っているという声が届いているわけですから、それらを解消するために行政が動き出すのは当然だと考えています」(東京都産業労働局森林課)
花粉症が社会問題化した根源は、1950年代後半~70年代の高度経済成長期に求められる。当時、経済は右肩上がりを続けていた。年々、東京の人口は膨れ上がり、それに伴って住宅建設は急増。住宅用建材も需要を増やした。高度経済成長期に増えたのは、住宅用建材だけではない。パルプ・木材チップの需要も増えている。55年には、国内木材需要量は年間4528万平方メートルだったが、わずか15年後の70年に1億平方メートルを突破している。
木材需要量の増大に、政府や地方自治体は植林を奨励した。行政の後押しもあり、スギの木が各地で植林されていった。
しかし、いくらスギの木をたくさん植えても、その木が用材として使える大きさにまで成長するのは30~50年の歳月が必要になる。それでは木材需要は満たせないため64年、木材供給量を増やす目的で政府は木材の輸入を全面自由化に踏み切った。この措置で外材供給量が増加すると、今度は国内林業の採算性が悪化。結果、国内の林業は儲からない産業となり、衰退した。衰退する産業に、当然ながらなり手は現れない。後継者不足が深刻化し、人手不足を理由に植林されたスギは放置された。成長したスギの木が花粉をまき散らし、現在それが国民に猛威を振るっている。今般、日本国内に蔓延しているスギ花粉を主原因とする花粉症は、高度経済成長の負の遺産なのだ。
●植え替えが進まないさまざまな要因
東京都が花粉症撲滅に乗り出したのは、スギが盛んに植林された時期から約50年が経過した頃だ。…
気象庁は12日朝、発達した低気圧が宗谷海峡付近にある影響で、北海道と東北では同日昼前まで暴風や猛吹雪、高波に警戒するよう呼び掛けた。北陸も大しけや大雪に注意が必要。強い冬型の気圧配置は13日にかけて次第に緩むという。
12日午前8時までの24時間降雪量は、北海道の深川市と赤井川村で50センチ、福島県金山町と新潟県魚沼市で48センチに上った。
北海道と東北の12日の最大瞬間風速は30メートル、波の高さは7メートルの見通し。13日午前6時までの24時間予想降雪量は多い所で、東北60センチ、北海道と北陸50センチ。